カリフォルニアでの挑戦:場面緘黙症の息子とママの奮闘記

アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれた11歳の男の子。小学4年生まで日本で過ごし…

カリフォルニアでの挑戦:場面緘黙症の息子とママの奮闘記

アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれた11歳の男の子。小学4年生まで日本で過ごし、9歳のときに父親の故郷であるカリフォルニアにお引越し。繊細で思いやりのある優しい子ですが、学校や習い事の場では極度の緊張で声が出なくなります。仲良しのお友達を作るを目標に日々頑張っています。

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少し違う子

小学校2、3年生くらいの時から、「少し違う子」と指摘され始めました。親としては認めたくありませんでした。 元気で明るく、友達がたくさんいる学校生活を送ってほしいというのは、どんな親でも思うことです。家では活発で笑顔いっぱいのおしゃべりな子が、学校に着いた途端、顔色が変わり、声も笑顔も消えてしまいます。 日本にいるときは、どうしたらいいのかと思いながらも、「大丈夫」と現実を直視したくありませんでした。家では普通で、何もおかしいところはない。それでも、このままでは将来困るのは

    • はじめまして。

      はじめまして。 この日記は、日本で生まれ育った母と、場面緘黙症と診断された息子がカリフォルニアで奮闘する日常を綴ったものです。小学校4年生まで日本で生まれ育ち、9歳の時にカリフォルニアに引っ越しをしました。 夫はカリフォルニア出身のアメリカ人で、日本の企業で知り合いました。26歳で出会い、29歳で結婚、32歳で息子を授かりました。 息子は3200グラムで予定日より3週間早く産まれました。なかなか下がってこない息子を、先生が馬乗りになり押し出しながら吸引して出産しました。