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先の事を考えるのが面倒

こんにちは。デブスでオタクのままゼロ日プロポーズ、2歳の娘をもつワーママの町田さちです。


12/3の日経新聞に、1万人以上の調査データを元に分析したところ18~39歳の男女に於いて【交際に関心がない男性の年収を調べたところ年収300万円未満76.4%】【年収低いと交際などを諦めるのでは】と書いてあった。


まあそうだろう。男女お互いにお金が無い学生時代だったら【しょうがない】と思うが、社会人になってからは交際にある程度お金がかかるものだ。

先日友人と子連れでディズニーランドに行ったのだが、「お金が無いと心から楽しめないよね」という話になった。娘が欲しがった風船、1,500円。友人の息子が欲しがったポップコーン(バケット付き)2,400円。寒さや疲れから適当に入ったレストランが幾らするは恐怖。運が悪いと一人5,800円するお店もある。そこかしこに光が灯り、幻想的でロマンティックな雰囲気が漂う中財布の中を心配するなんて勿体ないのだが、収入が低ければ悲しいかな、そうなる。

婚活のために実家を出て一人暮らしを始めた時、コーチングスクールの費用だったり服や合コン代も掛かっていたので収入以上のお金が出て行っていた。貯蓄がそんなにあるわけではなかったので通帳残高がどんどん減っていくのに恐怖を覚えた。そんな中でのお金がかかる遊びは、「どうせなら思い切り楽しもう」と思ってはいたものの、頭の片隅では電卓叩いてこの先を心配していた。


そう。交際はお金がかかるものだ。結婚はもっとお金がかかる。自分一人ならどうにかコントロールが効くけれど、家族がいたらそれが出来ない。不確定なことばかり。不安を抱えることになる。目の前の生活ですら不安なのに、この先長い人生の不安にも直面しなくてはならない結婚やその前の交際についてなんて考えていられない。


先の事を考えるなんて、面倒。


分かる。分かるなあ。自分の抱える不安に直面するのって怖いし、嫌だし、凹むだけだし、「面倒」の一言で逃げたくなるよね。

でも、本当にそれでいいの?そのままだったら1年後もきっと同じ状態だよ。10年後は今より確実に体は衰える、心理状態はもっと悪いかもしれない。この現状のままで、本当にいいの?


想像してみて。人生の終わり。あなたのお葬式。故人に手向ける言葉として、どんなことを言われたい?どんな人柄で、どんなことをやってきて、こんな思い出があります。あなたの事をそう紹介してくれるその人は、誰?


結婚をするしない、交際に興味がある興味がないはその人の自由。結婚することが幸せだとは思わない。勿論そういう前提だけど「じゃあ年収が1000万円あったら結婚に興味はある?」と聞いてみたい。あなたが結婚を諦める理由はなに?年収?それとも個人の自由?


人生は思った以上に長い。その時間を一人で生きるのか、苦楽を共にできるパートナーがいた方がいいのか。正解はない。でももし自分が死ぬときに「寂しいな」「勇気を出しておけばよかったな」と感じるのであれば、今、自分の抱えている不安の解決に取り組んでもいいのかもしれない。


先の事を考えるなんて、面倒。そう思考ストップさせるのではなく、勇気を出して自分の心の奥底にある本当の思いを掘り起こしてみて。踏み出した一歩が、あなたの未来を変えることになるから。


今やっていることが、2021年の一年を方向付ける。この時期に考えていることや動いていることって、本人が思っている以上に今後の流れに大きな影響を与えることになる。

合コンや婚活パーティーに勤しんでいる皆さん、これから出会いの多い世界に行くでしょう。自分の好きを極めている皆さん、魅力的な人生が待っていますよ。人のために尽くしている皆さん、あなたのおかげで周りは救われています。本当にありがとう。


あなたは、どんな人生を生きたいですか。どんな人だったと言われたいですか。良かったら考えてみてくださいね。


2020年12月4日 町田さち

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