見出し画像

やりたいことが分からない時

やりたいことが分からないと思ったことはありますか?

私もあります。

今日はそんな方へ向けたヒントとして、スコトーマ(=心理的盲点)について書きたいと思います。

スコトーマについて

スコトーマとはギリシャ語で「盲点」のことで眼科用語ですが、心理的にも盲点があるということから、それを心理学にも応用して、心理的盲点のことをコーチング用語でスコトーマと呼んでいます。

脳は、自分が重要だと思うものしか認識しないという特徴があります。
脳を使うとめちゃくちゃエネルギーを使いますよね。
なので、脳が入ってくる情報を無意識に取捨選択しているのです。

私の体験談

私のスコトーマの例をお話したいと思います。

私が今の会社に就職したのは10年前です。
所属するグループ会社は人材輩出企業と言われていて、副業や独立起業する方が多く、退職も「卒業」という言葉で送り出される環境に身を置いています。

ですが、私には副業・起業は無縁と思っていました。
無縁と意識すらしていなかったかもしれません。
なので、何年もの間、そんな情報を得ようともしないし行動もしなかったのです。

私のスコトーマでした。

そんな私が副業・起業について考えたのは、4年前の出産するタイミングがきっかけです。
(下記にも書いています)

そこからは意識をしはじめるので、いろんな情報が飛び込んできます。
いろんな働き方があったり、仕事で夢を追いかけている人がこんなにもいることを知ったり。

なんでも自分ごとに置き換えて考えるようになりました。

今までなんと自分のまわりの世界だけしか見ていなかったことか・・

人は欲しいと意識した情報しか入ってこないということを実感した例の1つです。


みなさんもそんな体験はありませんか?

やりたいことが分からない時

やりたいことが分からない時はたいていこれまでの経験や思い込みが邪魔をして、スコトーマになっている可能性があります。

じゃあ、やりたいことが分からない時、どんな情報を意識すればよいかもわからない時は、どうすればいいか。

一番のベストは人と対話しながら答えをみつけていくことです。

ですが、まず自分でできることとして、
(1)自由に制限なく考えてみること
(2)いつもと違う行動をしてみること

をおすすめしています。


(1)自由に制限なく考えてみること

お金や時間、環境などの制限なく、まずは自由に考えてみる。

どんなことがしたい?
どんな風になりたい?
本当はどうしたい?

と自分に質問してみる。

なかなか制限なく考えるのは難しいとも思います。

私もかつてコーチに言われたけれど、どうしても
「だって時間が・・」「だってお金が・・」
と言う言葉が先に出てしまい、なんでも現実的に考えてしまっていました。。

どうしても現実的なことばかり考えてしまうと、結局今の自分のままがいいと、脳が判断してしまいます。

本当にやりたいことをみつけるためには、今の延長線上ではないところに、「こうなりたいな」というレベルの抽象的なものでいいので、ゴールを置く必要があります。

そうすることで、

こんな風になりたいと思っていた
実はこんなことが気になっていた

と初めて意識ができるようになります。

まずは制限なく自由に考えてみるのがおすすめです。


(2)いつもと違う行動をしてみること

(1)で気になったことを意識しながら、いつもと違う行動をしてみる。

大きくなくてもまずは第一歩から。

本屋さんでいつも行かないコーナーに立ち寄ってみる。
普段会わない人に会ってみる。
気になったワードを検索してみる。
いつも行かないカフェにいく。

そうするとなんとなく気になるものが見つかりだす。

そんな体験ができると思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!
今日も素敵な1日をお過ごしください。


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?