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病気の子どもたちもメタバースで学べる世界


メタバースの学校、ニンジャ寺子屋をつくっています。 ”みんなでつくる、みんなの学校”であり、 授業から行事まで大人も子どもも関係なくつくっています。 学びたいことを学ぼう 教えたいことを教えよう 好きは学びの出発点です。子どもたちの”やってみたい”を 応援したい学校です。

今日は、GWということもあり、子どもと過ごしています。
子どもが生まれてから、
子どもを通して見えた世界は数えきれないと思います。
我が子から見せてもらったひとつの世界の話です。

ホスピスの本を手に取った理由

昨日、
『子どもホスピスの奇跡』 石井光太 著
本の内容を一部紹介させていただきました。

ホスピスというと、
死が間近に迫った人たちが病院でもない、
自宅のようにくつろぎながら余生を送る場所という
イメージです。

子どもホスピスと聞けば、
子どもをもつ親としては胸が締め付けられます。

この本を取ったきっかけは、
我が家の子どもたちも
彼からしたら比べ物にならないほどに
すごく短い時間ではありますが、
小児科病棟にお世話になったことです。


小児病棟とは健康でいると、意識はしていない世界です。
それでも今も、現在病気で苦しんでいる子どもたちのために、
そして、もしかしたら明日来るかもしれない子どもたちのために
小児病棟に関わる人たちが
子どもたちやその周りの家族にとって
負担が少ない、より良い治療のあり方を模索しています。

小児科の先生方に救われた

子どもたちが、兄弟揃って肺炎に年に2回も入院しました。

入院は2回だけですが、
それ以外にも夜中に呼吸がおかしいと気づき、
救急で駆けつけたことは1度や2度ではありませんでした。

総合病院で大きな病院というものは、
無機質なイメージが強く、どの症状のレベルで受診なのか
不安も大きかったです。
「お母さんの”なんかちがう”は信用していい、
迷ったら、夜中でもいいから連れてきて」
そんなDr.の言葉に
間違えてないんだ!って思えました。

兄弟そろってもなれば、
見舞いも一週間を超えて、疲労は重なります。
病室での子どもとの過ごし方もわからず、
閉ざされた空間で子どもとの密度も濃く、
イライラも重なります。

そんな時に光を差したのが、
病院保育士さんの存在でした。
ベッドで、体力がなくても無理なくできる
遊びを提案してくださいました。

1日をなんとか乗り越えることができたんです。
本当に大変な時というのは、
1日も乗り越えることに必死ですから、
その時の救いの手は、神にしか見えません。

無意識の中の意識でいい

子どもを通して、
小児科病棟で働くDr.、ナース、保育士さんに
出会いました。

だからこそ、冒頭の本をてにとったのだと思います。

ほぼ病院に行くこともなく
健康な人は、それで十分です。
あえて、情報をとりに行くこともしんどいです。

でも、そういった存在の人たちがいることで、
私たちは今、安心して暮らしていけるのだと思います。

もしもことがあっても、
日本には素晴らしい医療があるから安心という
想いです。無意識の中の意識でいいのだと考えています。


メタバースの学校を作っている

子どもを通して、
さまざまな世界を見ることができます。
私の世界は、広がりました。

短い時間ではあるけれど、この小児病棟で見た世界
これは間違いなく、
今の私のやっていることに生かされています。


メタバースは、ベッドから起き上がれない子も
アバターではありますが、
外で走り回っている子どもと同じように、
走ることができます。
買い物もできます。
そんな、子どもたちも病院の中にいても
学校に通うことだってできるんです。

そんな世界を今、作っています。
そして、少しづつではありますが
現実になりつつあります。

小児病棟の子どもたちも
一緒に安心して学べる環境、学校を作りたいです。

今、ニンジャ寺子屋では
寺子屋生を募集しています。
気になる方は、HPをチェックしてみてください

https://ninjaterakoya.com/

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