見出し画像

儲けなんてほぼない小さなお好み焼き屋さんの出会い


メタバースの学校、ニンジャ寺子屋です。 ”みんなでつくる、みんなの学校”であり、 授業から行事まで大人も子どもも一緒につくっています。 学びたいことを学ぼう 教えたいことを教えよう 好きは学びの出発点です。子どもたちの”やってみたい”を 応援したい学校です。その中で私は、さまざまな人をゲストに招いてメタバースで授業をしています。

神社の近くにある、小さなお好み焼きやさん
に行った時の話です。

80歳のおばあちゃん店主と、
4歳と2歳の小さなお客さんの交流に
大切にしたいコミュニケーションを感じました。

メタバースの学校をつくっています。
AIも仮想空間も活用しますが、
やっぱり、作っている人は人なんです。


儲けなんてほぼない、お好み焼き屋さん

地域の発展、子どもたちを
見守るようにそっと運営しています。

(経営状態を聞いたことはないけれど)
人件費をまともに払ってしまったら
赤字ではないでしょうか。

80歳のおばあちゃんを支える形で、
ご家族と近所の人が店を手伝っています。

いつ辞めたっていい、お好み焼きやさんを
おばあちゃんと(亡くなった)おじいちゃんのために
経営しているのです。

経営というのは、何かの儲けのために
だけではないことがある。
必ずしも、利益を出すためだけに経営をするのではない、
誰かの幸せのため、
誰かの生きがいのために経営することも
あると近所のお好み焼きさんから教わりました。

80歳のおばあちゃんと子ども


しわしわの手、
同じ質問を繰り返す、
話している言葉が分からない

4歳と2歳のうちの子どもたちは
どう捉えているかはよく分かりませんが、
それでも、おばあちゃんが大好きです。

人見知りで、今は誰と会っても
目線を合わせない我が家の2歳も
不思議にもおばあちゃんとは自分からお話していました。

豆まきでとった
「おかちよ〜どーじょ」
「ちょこって、ゆーの」
おばあちゃんに、教えてあげていました。

小さな手から受け取った、チョコを
おばあちゃんは嬉しそうに
食べてくれました。


色々な世代の人たちとの交流は
子どもにとっても
この世界にはいろんな人がいることを
知るという意味においても
いいことだなと思いました。

特別支援学校のバザーに行きました

先日は、子どもを連れて職場でもある
特別支援学校のバザーに行きました。

車椅子やヘッドギア、イヤーマフ、
なんとなく自分の関わってきている人たちとは違う雰囲気

その違いに気づいた息子は、
「どういう人たちなの?」
と、私に聞いてきました。

「君よりも少し上の、お兄さんやお姉さんだよ。
みんな、それぞれお勉強することが違うの。
だから、この学校にきてお勉強しにきてるの
ママはそのお勉強のお手伝いをしているんだよ」

その答えが正しいかは分かりません。
でも、私が伝えかったのは、
”みんな同じ人間”ということです。
好き嫌いの食べ物があるように、
着たい服がそれぞれあるように、
いろんな人がいて、それぞれを大切にしながら
この世界はあることを知ってもらえたらと思いました。


誰かの幸せを願う

この世界には、2歳も4歳もいるし、
戦争を生きたおばあちゃんもいます。
障害者もいます。

80歳のおばあちゃんの生きがいのために
小さなお好み焼きやさんを経営する
家族がいます。

それは、誰かの幸せを願う経営です。

80歳のおばあちゃんに、
チョコをプレゼントした
2歳なりのやさしさがありました。

この世界にはいろんな人がいます。
考え方も、見た目も、何もかも違います。
互いを大切にして、
互いを思い合って、
それが自分を大切にすることにつながるのだろうなと。

メタバースの学校でも


ニンジャ寺子屋は誰を想う経営か?
それは、子どもたちのためです。

いろんな人がいます。
住んでいる地域も国も違います。
年齢も違います。

違いを認識しつつ互いに相手を想い、
それぞれのあり方を大切にしながら
それぞれの学びを大切にできる学校で
ありたいですね。

ニンジャ寺子屋の具体的な内容は
ぜひ、HPをご覧ください



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?