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小一の壁突破のヒント 経験ワーママ・パパに聞いた「学童保育」のリアル(後編)

こんにちは。神戸を拠点に、共働き家族のキャリアと交流のコミュニティを運営しています、「こ・ねくすと」です。

先日こ・ねくすとで行った学童保育についてのアンケート。京阪神を中心に東京から福岡まで実際に小一の壁を経験したたくさんのワーママ・パパから回答をいただきました。

前回の前編でお伝えしきれなかったので、今回は後編です。
(前編は以下をご覧ください)

さらに凝縮した声がつまっているので、ぜひ参考にしていってほしいなと思います。

アンケート概要

● アンケート実施主体:こ・ねくすと
● アンケート実施時期:2020/9/21~10/8
● 実施方法:SNSやメールを通じて、京阪神を中心に小学生の子供をもつワーママ・パパに依頼
● アンケート回答数:41人(ワーママ:39、ワーパパ:2)
● 現在のお子さんの学年(複数回答可)乳幼児:29人、小1:11人、小2:12人、小3:7人、小4:7人、小5:8人、小6:3人、中学生:6人、高校生:1人、大学生:1人
● 回答者内訳(以下参照)

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質問6:学童保育を選ぶとき、困ったことなどありましたか?(複数回答可)

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最寄りには公設学童保育しかないというのが現実という方が多く、「そもそも選ぶものという感覚ではなかった」や「ここしかなかった」という回答が一番多く、また、民間学童保育を選んだ方は、やはり価格が悩みの種になったという声が多く寄せられました。
また、学童保育の方が一般的に保育園よりも預かり時間が短いため、それまでの勤務時間ではギャップが生まれるため「保育時間が短い」という声が次いで多くあがっていました。また、全てのタイプの学童保育を網羅する情報源がないため、比較検討することが難しく「情報不足」で困ったという声も多かったです。

ここがポイント!
●「選択肢がない」「価格」「保育園との保育時間ギャップ」「情報不足」が困りポイント
● ご家庭のニーズや大切にしたい軸を子どもも含めて一度振り返ることも重要
● 働き方を見直す、他のサービスとの併用を検討する等、困りごとにどう対処していけるかを探っていくことで、不安解消に近づく第一歩になる

質問7:今の学童を選んでよかったところを教えてください

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困りながら選んだものの「この学童保育でよかった」と回答されている方が多かったのも、今回のアンケートでの大きな発見でした。
「お友達が作りやすかった」「学校から近い」という回答は、公設学童保育に通っている方から多くあがっていました。入学式前から始まる学童保育のおかげお友達がすぐにでき、また校区内にあるということからスムーズに小学校生活をスタートするのに役立ったというコメントもありました。
「サービスが充実」「イベントが豊富」という回答は、民設・民間学童保育に通っている方から多く寄せられていました。長期休暇中の昼食やキャンプ・スキーなどのイベント、将棋や工作など、なかなか親が一緒にしてあげられない体験ができてよかったという回答が多かったです。
また、学童保育共通での回答では、「先生が親切・温かい」でした。程よい距離感で子どもと接してくれるところがありがたかったというコメントを書かれている方もいらっしゃいました。

ここがポイント!
● 公設学童保育利用者では、入学式前から始まる学童保育のおかげお友達がすぐにでき、スムーズに小学校生活をスタートできたというコメントもあり
● 民設・民間学童保育利用者では、長期休暇中の昼食やキャンプ・スキー等のイベント、地域の方との将棋や工作など、親が一緒にしてあげられない体験ができてよかったというコメントあり

質問8:学童保育選び、学童保育サービス全般を通して、こんなものがあったら選びやすかった、利用しやすい、助かるというものがあればぜひ教えてください

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公設学童保育に通っている方から多く寄せられていたのが、「長期休暇中の給食」「習い事や家への送迎・途中抜けOK」「塾・スポーツ施設など他施設との提携」「臨時休校や学級閉鎖・警報時の対応」でした。
今回、神戸市の学童保育担当の方や公設・民設学童保育を運営している方とお話をする機会があり、この点についても伝えてみました。上記の一部は、改善計画案に盛り込まれていたり、一部対応しているところもあるそうです。近隣の習い事事情や、送迎が間に合わない時の対処法など、学童保育含め、小学校入学に関して困っていることや悩み事があれば、一度近隣の学童保育を見学に行って、相談してみると、どんなふうに他の方は対処されているかアドバイスしてくれることもあります。
積極的にニーズを伝えることが、よりよい学童保育サービスを受けることへの近道です。これから学童保育を利用している方も、現在利用している方も、ぜひ参考にしてみてください。

ここがポイント!
● 公設学童保育に通う方は、「長期休暇中の給食」「習い事の送迎」「休校・学級閉鎖・警報時の対応」などにどう対応するか準備しておく必要あり
● 学童保育に困っていることや悩み事は、行政担当や学童保育担当者に相談してみることで、他の利用者の参考例を教えてもらえる
● 積極的に学童保育のニーズを行政担当や学童保育担当者に伝えることで、よりよい学童保育サービスを受ける近道に

まとめ

1. まず、不安に感じていることや重視したいポイントを、リストアップしてみる
何が不安でどんなことを重視したいかをリストアップして、まず整理しておくことです。自分たちに合う学童保育・放課後の過ごし方が見えるヒントになるはずです。前編で紹介した質問4を参考にしてみてくださいね。

2. 子どもと一緒に、足を運んで見学して、対話をして、検討する
保育施設や雰囲気を自らの目で見ることで、合うのかどうか判断しやすくなると思います。お子さん自身も、毎日放課後を過ごす場となるので、子どもの率直な意見や反応を知るいい機会。宿題に対しての方針など、不安に感じていることも一緒に聞いておくといいでしょう。

3. まず3か月は子どもファーストで、長―い目と+αの視点から選ぶ
小学校生活は、子どもも大人もなれるのに時間がかかるもの
4~6月は子どもファーストで、カバーしあえる体制をとっておくことが乗り越えるカギです。子どもも慣れて成長します。少し、長い目で、そして、学童保育だけでない様々な選択肢を検討しながら調整していってみるといいでしょう。

おまけ:通学路トイレポイント探し、これ案外重要!

子どもは、下校途中にトイレに行きたくなるものです。
通学路の確認も兼ねて、いざというときに立ち寄れるお店などトイレポイント探しはしておくとよいでしょう。
そのときに一言、ご挨拶&お願いも兼ねて声をかけておくと、地域の見守りやセーフティネットにもなりますよ。

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