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イスタンブール空港にて多様性について考えた日。

空港からのタクシーを予約するときに、
イスタンブール(アタチュルク空港)とするとエラー表示。
タクシーが予約できません。

なぜなら、

2019年にイスタンブールは新しい空港になったから!
知らなかった。


İstanbul Havalimanı

めっちゃ大きいです。


空港の特徴として感じたこと。
1)小さな子供達を連れた人が多い。
2)ペットと一緒に旅する人がいる:専用チェックインカウンターあり。


こども達と旅する人達に向けたサービスが色々。


例えば、

貸出無料のカート

  • 予約なしで使える貸出無料のカートが沢山。もちろん数に限りはありますが、ショッピングモールの様に置いてありました。

  • 使い勝手がよさそう。ぐいぐい歩けそう。

  • ガタガタな音もせず、乗っている子供も楽そうに見えました。


専用のセキュリティーチェックエリア

  • 普通のセキュリティーエリアに入るのには、列が蛇行しています。これって、人がスムーズに並ぶためには仕方ないのだけど、子供の手をつないで、荷物を片手で押して、カーブを曲がるって結構難しい。

  • 子供達と一緒に旅する人のセキュリティーエリアは、フロアーの真ん中にあり、真っすぐ進んでいっていました。

  • 子供との旅で何がストレスって、荷物が多い事。私もバッグ一個失くしたことあります。しかも、機内に持っていく様に準備していたバッグ一式。


楽しそうな遊び場もあるらしい。


と、ここまで書いてみて、どの空港でも同じじゃないか、とも思ってきました。


ドバイも、アブダビも、成田空港にも、そういうの普通にあるし。
なにも特別なことはしていないような。


でも、空気感というのでしょうか。

「小さな子と旅して、、、」みたいなネガティブな感じが一切ないのです。



飛行機内も、
子供達が多く
めっちゃ泣いて
その後
叫んで遊んで、
ある意味カオス。


それでも、
周りの人々平常心


私も、
いつでもヘルプするよっていうオーラを出して
座っていたのですが、
全然出番なし!


なぜなら、子供達が自由で、
誰も気にしてないから。


凄い。なんで?


多少(?)泣き声に反応していた私に、
娘が教えてくれた事

イヤフォンしていたら
ノイズキャンセリング機能がついているから
飛行機の音も
赤ちゃんの声も
全然気にならないそう。

周りの人達
みんな音楽聴いていると思ったら、
そういう事だったのか。

浦島太郎気分。

貸してよ~。
やだよ~。



日本なら、これって常識なのかな。
色々ありそうですよね。

旅の困ったに、
技術で答える。


多様性を生きるというのも
こういう事なのかもしれない。


静かに座る大人と
自由に生きる赤ちゃん達

数で言ったら圧倒的に
大人の方が多い。

赤ちゃん達はマイノリティー。
子供達を含めても
乗客の過半数以上は大人達。

赤ちゃん&子供達の目線で見たら
空港も
飛行機もどうやって見えるんだろう。


「わたしたち
言葉としては、まだお喋りしませんけれども
色々考えてるんですよ。


いつもと同じ様にミルク飲みたいんです〜。
オムツもっと頻繁に変えてよ〜。

今変えてください、待てません。
待ってって聞きたくないです。


大人たちが、いつもより怖いです。
なんでピリピリしてるの?

いつもみたいにお喋りしたいよ。
遊びたいよ。
楽しくしたいよ。
笑いたいよ。」


って声も聞こえてきそう。


赤ちゃんたちが
本当に欲しいものは
貸出無料のカートではなく
専用のゲートでもなく
専用のお手洗いでもなく

ただひたすら
周りの
人たちの
のんびり
ほっこり
ゆったりな心かもしれません。

赤ちゃんって
子供達が大好きで
見ると笑いますよね。

私が笑わせようと
必死に顔作っても
びくともしないのに。

面白い世の中になってきましたね!
やだー、昔の人っぽいセリフが自分の口から出てくる出てくる。

恥ずかしいなぁ。

なんだかまとまりのないNOTEになってしまいましたが、
今日はここで終わります。

さようなら!