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第一希望群だった大手IT企業を辞めて、なぜ協力隊に参加するのか?
私は協力隊に受かった後、1年間本当に行くべきかどうか悩み続けました。

「安定しているのに、なぜ辞めるんだ?」 「なんで協力隊なの?」
「どこから、そのエネルギーが出てくるの?」
このような声が沢山ありました。 もちろん親を含めて。

安定のレールに乗った人生から、アドベンチャーな人生へ。
将来5年後10年後の給与まで予想できる大手の企業をやめて、なぜアフリカに行くのか。

1年以上ずっと協力隊に参加するかどうか迷っていましたが、 「人生後悔したくない!」なら、やるしかない。
やらない後悔より、やった後悔が数倍良い。

人生を大きく変えようとしている人へ。

1年以上迷っていたときの何を考えていたのか、メモ帳を共有します。
頭の中でずーっと考えていたのは以下の6点です。


1.まず行動で示すのが大切。
目の前の扉をひらいたら、また次の扉が開く。次に進むかどうかは自分次第。 しっかり迷う。一度きりの人生に向き合う。
インドに行ったときにお話を伺った世銀の方が言っていた言葉:「自分の人生に責任を取ってくれるのは、自分しかいないんだよ。結局は自己責任。自分の人生に向き合わないでどうするの?」


2.どこに所属するかより、 自分がどんな思いを持ってキャリアを歩んだかを示せるのが大切。 どんな熱い想いを持っているか、自分の心に正直になって。


3.どちらに進んでも、得るもの・失うものがある。 メリット・デメリットを紙に書いて見比べて。


4.自分の目標はなんだったのか?
「尊敬できる人: イメージ:ボストンの小さな図書館。そこで会話できるような人物。」
いま立っているところから先に頑張って、そこにたどり着けるのだろうか?と考えてみる。


5.陸上の経験
槍を投げで大切なことは、力と投げる方向。 もちろんどれだけ努力するか、力を込めるかは大切。 でも努力する方向が間違っていると、いつまでたっても自分の目標には近ずけない。努力で体をこわすかもしれない。
日本からハワイに行きたいのに、むやみに自転車で東に漕いでもたどり着かない。まずどのような方法をとるかが大切。ハワイを目指すなら、まず飛行機を選択するしかない。 むやみに努力しても、叶わない。


6.今の自分の行動が、3年、5年、10年後の自分を決める。
過去の自分に恥じない行動をする。未来の自分にとがめられない行動をする。


□おまけ: 
派遣前に友達からもらった言葉を共有します。
協力隊に本当に行くのかどうか悩んでいたとき、背中を押してもらった言葉です。

もう一度人生を
やり直せるなら・・・・

今度はもっと
間違いをおかそう。

もっと寛ぎ、
もっと肩の力を抜こう。

絶対にこんなに
完璧な人間ではなく、

もっと、もっと、
愚かな人間になろう。

この世には、実際、それほど

真剣に思い煩うことなど

殆ど無いのだ。

もっと馬鹿になろう、

もっと騒ごう、

もっと不衛生に生きよう。

もっとたくさんのチャンスをつかみ、

行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう。

もっとたくさんアイスクリームを食べ、

お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。

もっと本当の厄介ごとを抱え込み、

頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。

もう一度最初から

人生をやり直せるなら、

春は
もっと早くから裸足になり

秋は
もっと遅くまで裸足でいよう。

もっとたくさん冒険をし、

もっとたくさんの
メリーゴーランドに乗り、

もっとたくさんの夕日を見て

もっとたくさんの
子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・

だが、見ての通り、
私はもうやり直しがきかない

私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?

自分に規制をひき、
他人の目を気にして、

起こりもしない
未来を思い煩っては

クヨクヨ悩んだり、

構えたり、

落ち込んだり ・・・・

もっとリラックスしよう、

もっとシンプルに生きよう、

たまには馬鹿になったり、

無鉄砲な事をして、

人生に潤いや活気、

情熱や楽しさを取り戻そう。

人生は完璧にはいかない、

だからこそ、生きがいがある


ピータードラッカー(享年95歳)


決断に悩んでいる人のヒントになったら幸いです!










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