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離婚裁判と元夫の夢


自己愛性人格障害になった元夫

4年前に別れた夫との離婚調停がはじまって早1年3か月。元夫は2018年にホ〇マンリトリートに参加してから明らかに異状な言動が目立ち、彼の同僚との会話で出た結論は「自己愛性人格障害」だった。早いうちに謎がとけて良かったし、彼女が欲しい、と家を出ていった後の家の中はびっくりする程平和になった。

子供の不調

しかし、本気か正気か意図的な作戦なのか、わかるよしもない彼のあまりにも非道でわがままな言動は一緒に住でいないにもかかわらず、子供たちの精神と体に不調を与えた。娘は摂食障害になり、息子は激しい腹痛を繰り返した。病院に通いつつ、精神セラピストの助けで、父親からの電話に出なくて良いこと、新しいスマホを父親に内緒で買うこと、という2つを実行した途端、すぐに快復していった。元夫が家を出てから1年程、どんなことを言われて、どんな気もちだったか、無視されていたことにさえ気づかなかった、等、夜ねるときになると思い出すらしく、泣きながらいろいてと話してくれました。

私自身、アダルトチルドレン、共依存、自己愛性人格障害、いろんな本を読み、コーチングやカウンセリングを受け、13年間の結婚生活をふり返り、一体今までは何だったのか、と問い始めた。自分の口座の数字や、昔のメールでのやりとりを新しい目で見た時、目を見てウソをつく元夫のウソのつき方が初めてわかった時、ああ、自分はこうやってだまされていたんだ、と理解し、元夫への信頼は失せた。

私は元夫は病気だと思っている。そして自分は人をむやみに信頼しすぎる。


そんな元夫が出ていってくれたのは私と子供にとっては幸いだったとしか言いようがない。私が出した結論は、私に子供とお家をくれて、でていってくれた。税金対策のために勝手に私の名前を使っていたので、別れてからは私にお金が入ってきた。いい人だ。しかし、裏でその権利も私のもってるお金も全部持っていこうとして失敗していたことは、元夫の同僚から聞いて知っている。

元夫のセレブな生活

新しい彼女をつくって、夢だったボートを買い、パーティーをして航海を楽しむ元夫。コロナで精神が最悪で死にそうだからと、貸しアパー卜の管理を任されたわたしは、1年後に日焼けした当の本人にカリビアンでスキューバダイビングで楽しんでた、と明かされるのだった。お金まわりが良くなって人が変わったのか、元々そういう人だったのか、もうどっちでも良い。

離婚はしたくない、と言っていた元夫は法律が変わったのを機に、離婚したいと言い、私は承諾した。しかし、だんだんわかってきたことは、彼は離婚だけをしたい訳ではなく、お金が、権利が欲しいと分かった。初めは離婚のための行動を邪魔してきて、意味がわからなかったが、お金だけを考えたらなるほど納得の行動だ。嘘もつき放題、プライドとかないのかな?

そんな、世間では成功者、でも私や子供、同僚には全ての言動ががっかりな自己愛性人格障害元夫は離婚調停が難航している時、夢の中にでてくる。

夢の話

夢の中でわたしは元夫とその友人と高台をのんびりと散歩していた。そして、すこし前を行く元夫は私に、もう行く時間だと促し、もうバスに乗るためにがけの下から、手をみょーんと伸ばして、私をふり回し、高台から一気にバスに乗せてくれたのだ。それは私が結婚したやさしい人だった。結婚しているような親近感はないのだけれど、友情でバスに乗り遅れないように助けてくれた。そんな夢だった。

夢の解釈

私は結婚したとき、自分の意見を捨てた。その方が平和だったから。でもその平和は本当の平和ではなかった。本当の平和とはお互いが尊敬し合い、尊重し合う。夫は仕事とお金、私は家事と子育てという役割分坦はうまくいっているように見えた。しかし、その中で不均衡が生まれた。
結局私は現実さえ良ければ良かった。だけど、そうは問屋がおろさない。笑

私は目醒めなければいけなかった。元夫は自身の難題に向き合いながら、私が目醒める手伝いをしてくれた。現実という夢から醒めて、本当の自分を生きるのには、現実から放り出されるのが一番早い。現実だと思っていたものは、ひとつの幼い視点だったと、今は言える。いろんなことが腑に落ちて、感謝に変わっている。まだ、実際に会うとザワザワするけどね。何度か調停が延びてしまったのは、このテーマでの気づきがまだ残ってたから。
予定通り、あと1ヶ月で無事終われますように。
結局あとから見たら完ペキなタイミングにどうせ驚くのだから。
神のみわざに感嘆するのだから。

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