マガジンのカバー画像

100年時代の残日録

7
運営しているクリエイター

2019年1月の記事一覧

一旦お休み。

冬休みが終わり介護現場から離れ、日常生活に戻りました。介護つれづれは一旦終了しますが、実際父母は祖母の在宅介護を続けているわけなので、私が関われる何かを考えねばと思う。

とほほ。

2人体制に戻る日

1/5、おばあちゃんと両親が、元の生活に戻る日が来た。我々は次なる目的地に向い出発する。

昨晩は1時間半おきにトイレで目が覚め、すべて父が対応したとのこと。また、昨年のお盆までは家族写真をリビングでとったが、今回おばあちゃんはそれを拒否。写真嫌いは昔からなので、もとに戻ったようだ。

今年のお正月は、1/1から毎日あゆみ野公園で遊び、念願の凧上げもできた。今までみたいに暴飲暴食温泉三昧ではなく、

もっとみる

お疲れの様子

1/4昨日弟がこっそり帰った。今生の別れの可能性もあるが、帰ってしまったものはしょうがない。

祖母の部屋に人感センサーを置き、祖母が動くと受信機から音楽が流れ青色LEDが点滅する。昼間は手が空いている人、夜は父が対応することになっている。が、たまにセンサーの電源を切ったまま忘れ、祖母が部屋で唸っていたり、戸を叩く音で呼び出されることがある。

エンジニア的にはセンサーを二重化して、確実に検知する

もっとみる

音楽療法!?

1/3、午前中、祖母の髪を切った。ジョキジョキハサミでカットした。いつもは面倒で頼まれてもカットしなかったけど、今回は率先して髪を切った。完全なる自己満だけど。。。

午後は、祖母のベットの枕元にある、歌の本のページを1ページずつめくりながら、知っている歌をかたっぱしから一緒に歌った。かなりの数を歌ったので、祖母を疲れさせてしまった。。。

何度かトイレ介助や食堂とベットの往復を一緒にやってみたと

もっとみる

介護実習2日目

2019年1/1、元旦。
今日は元日だと朝食時に父と私、夕食時に私が言ったので、おばあちゃんにそれは分かっている!と言われた。

また、娘より認知症のおばあちゃんの食事、トイレ、お風呂介助などに私が興味津々で取り組んでいるので、娘が思いっきりはしゃげない。。。申し訳ないので、初売りに出かけ、マックでハッピーセットを食べ、最後は極寒の公園で1時間遊んでもらったら、ちょっとは気が晴れたみたい。

公園

もっとみる

介護実習初日

おばあちゃんは2018年12月末の1週間でかなり、父の表現を借りれば、映画のような展開で認知症が進んだとのこと。

今年はひ孫へのお年玉は無理かなぁと下世話なことを思った。また、急に父が家系図や田んぼや山の土地の話をしたりするので、なんだかちょっと神妙な年越しになった。

祖母は、ひ孫(私の娘)を見るとかわいいという。でも、私と娘がリビングでじゃれあって騒ぐとうるさいと、おばあちゃんに怒られる。ま

もっとみる

介護実習!?の前に。

2018年12月27日、91歳になる育ての親、祖母の認知症が進んだと母から連絡が来た。私の祖母(以下おばあちゃん)は、91歳になるまで、カラダは骨と皮にだけど、頭は比較的しっかりしていて、昭和初期生まれ、戦争の時代を持ち前の強運と天真爛漫さ(?)で生き抜き、戦後の時代に、仕事と家庭の掛け持ち生活をして、自分に厳しく、孫にはもっと厳し人だった。

おばあちゃんの若い頃は意外に美人でびっくりしたが、夫

もっとみる