フィードバックを受けないようにする?
わたしの師匠はフィードバックの鬼みたいな人で、毎回わたしが作ったドキュメントが白色など見当たらないほど真っ赤になって(赤ペンでフィードバックを書き込みされて)返ってきた。
もらったフィードバックはたしかに至極真っ当で、「なんで自分はこんなこともできないんだろう(はて)」としょっちゅう思っていた。
だから冒頭のツイートにある「受け取るフィードバックを少なくしたい」「穴のないアウトプットをしたい」という気持ちは、胸が痛むほどよくわかる。真っ赤になってくると、自分の出来なさを目の当たりにするような気持ちになるものだから。
でも、やっぱり、「フィードバック少なく、穴ないようにしよう!」と目標設定して動くのはつらい。自分の首を絞める。ちょっとでも指摘されるとまたうまくいかなかったと落ち込ませてしまう。人間抜け穴なく仕上げてくることなど不可能だからだ。人間必ずどこかしらに落ち度があり、見落としている視点がある。
だから、チームでやっているのだ。
人にはそれぞれの視点があり、それぞれにしかない経験をもつ。フィードバックとは、ポジティブな行為だ。わたしたちは混ざり合うことでまだ見ぬ世界に行ける。
フィードバックが少ないことを目指すんじゃなく、むしろフィードバックが多く交わされることを目指したい。
自分の言葉で自分の首や周囲の首を絞めないように。周囲の穴を愛しいと思えるチームでいたいね。
2018/08/17
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