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4月の長本マンマのレッスンでご紹介したのがこちら、「ブジアーテ」。シチリア西部トラーパニ発祥、クルクルらせん状のロングパスタです。

写真では、何と言いますか 古代魚の背骨のような形状に見えますが、乾燥前には マリー・アントワネットの縦巻きロール(ベルばら世代)状。
これを成形するのに、パスタの名の由来にもなった葦の一種「ブーザ」という植物の茎を乾燥させ、芯として生地を巻き付けたのが始まりだとか。さすがに現在は、葦でなく針金や長い竹串で代用するそうですが。

わたしも以前に生麺のこれをつくるレッスンに参加しましたが、なかなか難しい。2mmほどに細く、そして長い棒状に伸ばした生地を竹串に斜めに巻きつけるのですが、巻けたはいいけれど、抜けない!抜けなくちゃ食べられない!と必死で体得しましたが、生地の硬さ(水分)や、巻いた後に台の上でコロコロと転がす力加減などで、うまく抜けたり抜けなかったりします。この難しさを体験すると、マンマの手仕事のありがたみが増すというもの。

「そこまでは、ちょっと…」という方には、今回使った乾麺がおすすめ。ちょっと手に入りにくいので、イタリア食材輸入商社の光が丘興産さんから直送していただきました。

光が丘興産さんは、日本橋三越本店の「イタリア展」(2021年 4月21日[水]- 29日[木・祝])にご出店されるそうなので、ぜひ!

今回のイタリア展、webサイトにて長本先生が、ポジターノ在住のチャーミングな料理研究家マリーナ・ティパルディさんとコラボで郷土料理をご紹介されています。
こちらもぜひチェックを♪

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