【音楽雑記】サブスクから半周回って…今となってはCDもいい感じ
サブスクは夢の世界
サブスクを利用し始めて、しばらく経ちました😊
サブスクを始める前は、毎月3~4枚のCDを購入していて、平均するとおよそ5000円くらい?の出費でした。それが毎月千数百円で、ほぼあらゆる音楽が聴き放題!
最初は恐る恐る登録したけれど、実際に使ってみると、その衝撃たるや凄かったです。
それまでは気になる作品のレビューをチェックし、YouTubeに音源のある曲があればチェックし、一枚のCDを購入するにもそれなりの思い切りが必要でした。
そして、それからというものパッタリとCDは買わなくなり、サブスクであれやこれやと、聴き漁る日々。
それまでは、例えば洋楽であればCDを買えば、解説や歌詞カードも付属されていたり、あとはモノとして所有する満足感みたいなものもあったのですが、サブスクを知ってからというもの、その手軽さとコスパの良さがそんなCDの満足感を上回ってしまいました。
そして何より聴きたい時に、いつでもすぐ聴ける、これはもう音楽好きからすると夢のような世界ですよね。
でも、そんな日々を送っていたところ、ふと何か違和感を感じはじめたんです。
聴きたいと思うアルバムや曲を片っ端から聴いていて、夢のような状況にウハウハな気分なんだけど、なんだろこの感覚。なんか前ほど音楽を楽しめていないような?何か物足りないような…
便利なんだけど…なんか味気ない?
そしてふと気づいたんです。
あれ…なんか…感動が薄まってる!?
これまで感じていた、素敵な音楽に出会った瞬間の感動みたいなものがなんか妙に薄いんです。
いや、正確に言えば感動はするんだけども、それが持続しない。
しばらくして、その違和感の原因として、ひとつ気づきました。
それは、ひとつの作品を聴き込まなくなった、ということ。
いつでも何でも聴けるとう手軽さゆえに、良いと思う作品に出合ったとしても、その音楽をそこまで聴き込むことなく、もっと良い音楽を求めてすかさず次の音楽を探す……。
それを繰り返すうちにだんだん感覚が麻痺?というんでしょうか、どの音楽もなんだか平坦に聴こえるようになってしまっていたようです。
これがCDを購入していたころは、購入したことを失敗と思いたくないという、バイアスのようなもの(貧乏性?笑)もかかり、ある程度無理にでも聴きこむということをしていたように思うのです。
で、そういう聴き方をすることで、作品に対して満点ではないけど、この部分はいいなとか、ベースかっこいいな、とか無意識に良いとこを探しながら聴いていたんだなと気づきました。
CDで聴く良さ、再び
そして、数年ぶりにCDを引っ張り出してプレーヤーで聴いてみました。
そうしたところ……なんか良いんです(笑) 語彙力なさすぎてすみません。
音楽に集中できる感覚というんでしょうか。音質云々ということは置いておいて、盤をセットして再生ボタンを押す、歌詞カードなども読んでみたりする、その一連の所作も含め、CDで聴くということが改めて新鮮に感じたのです。
そして、作品をじっくりと聴くことができました。
気持ちの問題…と言われたらその通りだとも思います。
いやはやなんとも、慣れってこわいものです。
サブスクは便利で手軽で、今となっては無くてはならないものだけど、CDやレコードで聴く良さも確実にあるな~と。
音楽の聴き方は人それぞれ自由なものだけれど、聴くためのツールが増えて自由度が高くなるほどに、その聴き方によって音楽の感じ方も変わってくるんだな~なんて。
個人的に感じたことを綴ってみました。皆さんはどうでしょうか。
これからはサブスクとCDどちらも上手く活用していきたいと思った今日この頃でした(^^♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?