【エッセイ】休職中の過ごし方①「何もしないこと」
「仕事しなくて暇じゃない?何してんの?」と、けっこう言われた。やはり日中普通に仕事をしている人にとってはそう思われがちである。
でも、休んでいる間は何もしないのが、正解。
ストレス要因を徹底的に排除して、リラックスできることが第一である。
横になって天井を眺めてるだけでもいい。
自然と回復するのを待つのみ。
なんとなく調子が良くなれば、少し散歩してみると意外ともっと気分が良くなる。体を動かすのももちろんだが、空が晴れているだけで気持ちが明るくなるし、心にゆとりがある分、些細なことに気づいたり感動できたりする。
鳥が鳴いているなあ、とか、花が綺麗に咲いているなあ、とか。
なんだかんだで仕事が気になってしまうのは当然のことだと思う。そこでメールチェックしたりすると休んでいる意味が無くなる。
会社で使っているPCや携帯はなるべく見ない。意識的に離れる。
どうしてもの連絡があれば緊急連絡先などのプライベート用の方に来るはず。
暇だとスマホでSNSやゲームをしがちだが、これもなるべくしない方がいい。利用時間を決めたりして。(スマホゲームなどで時間を溶かしたと思うと、けっこう自責の念に苛まれる。)
友人のSNSを見て、楽しそうだなとか充実してそうだなとか思ってしまうこともあると思う。そこで「なんで自分は…。」と考えてはいけない。
自分と他人を区別する必要があるから。
自分だけを見つめる時間だから。
「何かしてみようかな」と思えたら、動き出せばいい。好きなことから。
私個人としては読書が非常に効果的だったので、のちにまた別記事で書きたいと思っている。
立ち止まってみることも、時には大切。疲れている人や悩んでいる人に少しでも届けばと思う。
※上記の過ごし方の例は、あくまで個人の実体験に基づくものである。
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