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65%のつながりを求めている人たち

8月に入って相談が増加している。

夏休み期間になり、子供と接する時間も多いのもあるだろう。
そして、今や物価高騰がじんわりじんわり家計を圧迫している。
24時間相談を始めて1年が経った。

相談件数の倍増

今年の8月1日~15日の相談件数は56件
ちなみに去年の8月の相談件数は22件

倍以上増えているのが分かる。しかも半年で倍以上なので8月末になるとどのくらいになるのか?と考えてしまう
これだけ政府も子育ての支援をしようと提言をしているが、やっぱり当事者の声は届いてないんだと思う。


・金銭的な支援策はありますか?
・学業支援はありますか?
・離婚後の養育費等の問題について
・子供の療育について

とあらゆる相談が来る。文字だけ見れば「そんなの支援先をチェックして連絡すれば済むことなのに」と思うかもしれないが。。

職場環境によっては電話もできない人もいる。
行政機関に連絡するにも時間がない

となるのです。
またふと、考え事をするのは子供のご飯終わって家事して、やっとホッと一息するときとなれば、夜になったりと。

相談からの流れ

まず物資の必要な方には物資を配送する

配送したのは3件
行政や専門家につなげたのは17件
そのほかはお話を聞く。いわゆる傾聴

ということは相談の方の
35%は実際的な支援を求めていていて
65%は人とのつながりを求めている

つまり、つながりを提供することが支援活動の一つになっているのです。

今やファストファッションや低価格でも工夫次第で、外から見ると「困っている」状態に見えないことが多い。特にSNSでは嘘ではないが架空の自分も演じられる。となると、外から見ると「困っている」なんて全くわからないことも多い。

だからこそなのか?24時間相談はSNSだし、電話だしで最初の連絡はしやすいのだと感じる。

これだけ物はあふれてきている世の中
反比例するように孤立も増えている世の中

こうした困難を抱える人を支えるための資源は人である。

そうした支援活動に要する職員の給与は・・・例えば8月1日~15日の間で合計36万円となる。360時間で36万円とするとそこまで高給取りでもない。
しかもこの合計額は一人だけに渡すものではなく職員全体

これを毎月補おうとすれば、まだまだ寄付の少ない団体
独自運営のチャリティエステを増やしたりと捻出に頭を悩ましている実情

しかしそれ以上に困っている人たちがいる。
とにかく団体としては一人でも多くの方に対応させていただくため寄付を募っています。どうぞよろしくお願いいたします。

*最後にお願いでしたm(__)m



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