継続した人だけに訪れる声の変化

声を仕事にしています
【現役フリーアナウンサー　幸あれこ】です。


今日は「ずっとつづけた人だけに訪れる声の変化」についてお伝えします。

○○恐怖症と戦っていた

わたし幸あれこは
現役フリーアナウンサー歴11年目ですが

ずっと克服できなかった言葉があるんです。



……どの言葉でしょう？
(範囲が広いですね……笑)

あなたも1日に1回は言うのではないでしょうか？

「ありがとうございます」

わたしはずっと
「ありがとうございます」恐怖症でした。


なぜかというと最初の頃
喋りのレッスンで
「ありがとうございます」という一言だけでも
ずっと指摘されつづけてきたからです。

わたし「ありがとうございます」

先生「『あ』の音がきれいな『あ』じゃないよ」

わたし「ありがとうございます」

先生「『ます』の音が強い」

わたし「ありがとうございます」

先生「『ありがとう』が伝わるトーンじゃない」

とにかく「ありがとうございます」一つとっても
ずーっと合格をもらえない感じでした。

もう自分の喋りについて改善点を言われすぎて
なにがなんだかかわからなくなるんですよね。

あなたも

「わからないことがわからない」

こんな経験、一度はあるのではないでしょうか？

改善点がありすぎてパニック！

いま動画や音声配信などで情報発信をされている人は
もしかしたらこういう状態の人もいらっしゃるかもしれません。

もう出口がないトンネル！！

どんだけ「これでどうだ！」と思っても

「ちがう！できてない！」と言われて

ああ……もう自分は一生無理なんだろうな……

と思いながらやってました。


それでもめげずに

何度も何度も練習して取り組んで

ある地点に到達すると……

「あれこちゃん、できてるよ」

と言われるようになったんです。

それはちょうど
自分の喋りを俯瞰で認識できるようになったとき。

他の人の話もいろいろきいて
自分の話し方改善においても試行錯誤をしたうえで
だんだんと身についてくるものなので

これはとにかくやるしかない！

でもその瞬間がだれにでも必ず訪れます。

英語学習でもよく言いますよね。

「あれ……喋れるようになってるぞ？」

という瞬間が突然くる。

母国語もあれと同じです。

不思議なくらい

「あれ？言葉が自然に出てきたぞ？」

「まわりの反応が変わったぞ？」

「今まであんなにダメ出ししてきてた先生たちが
わたしの話をきいて深くうなずいてるぞ！」

という瞬間がきます。

8年目にやっと勝ち取ったプロとしての手応え

わたしには駆け出しの頃からお世話になっているイベント社長がいます。

何をやっても否定されて
怒鳴り散らされてきた厳しいイベントの社長。

どんなベテランの話し手にも
厳しい言葉を言い放つ社長です。

わたしなんてどれだけけちょんけちょんに言われてきたことか......笑

でもわたしが喋りの仕事をはじめて8年目のある日。

その社長のイベントでMCをさせていただきました。

そのお仕事が終わったあと
社長はわたしの肩をポンっと叩いて

「お前できるやないか」

って言ったんです。


「現場ではぜったいに泣くな」と言われてきてたけど
さすがにそのときは涙が出ました。

あきらめずに
ずっとアウトプットしつづけた人には手応えを感じる瞬間がいつか訪れます。

そう思いながら
今わたしは慣れないSNS投稿やブログも頑張っています。笑

あなたが今なにかに一生懸命取り組んでいらっしゃったら
なにかのヒントになればうれしいです。

キミに幸あれ！



＿人人人人人人人人人人人人人＿
＞　ハウツー部門で2位獲得！　＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^￣

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