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出会いと別れと

学生時代は、入学・卒業というタイミングで、出会いと別れを繰り返す。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学…と、学ぶステージが変わるタイミングで、周りにいる人も変わっていく。
何の疑いもなく過ごしていたけれど、その環境だから学べたこと、経験できたことがたくさんある。

環境、特に周りにいる人、一緒に取り組む人によって、その時期に学ぶこと、成し遂げること、つまり課題が変わってくるのだとすると。逆に課題が変わると、環境も自然と変わってくる、ということはないだろうか。

これまでの人生を振り返ってみると、課題が変わったときに、それまで頻繁に連絡を取ったり会ったりしていた人と、自然に疎遠になっていくということは何度もあった。ぶつかるとか、すれ違うというようなことがあることもあるし、何もないのにただ疎遠になることもある。

課題が変わったことに気づかないまま、そのような状況になると、何となく寂しくなったり、何かしてしまったかな…と思い悩んだりもする。そういう時、あとで振り返ってみると、あの時は自分の課題やステージが変わったのだな、と気づく。でも、思い悩んでいる時はなかなか気づけないから、なかなかつらい。

今そういう思いをしている人がいたら、少し自分に起きていることを考えてみてほしい。もしかしたら新たな課題に向き合いつつあるのかもしれない。そうだとしたら、思い悩むのではなく、次のステージに向けて希望をもって過ごせるかもしれない。

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