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算定基礎届事務講習会に参加した

社会保険事務の話。

法人設立をした関係で、社会保険事務という業務がひとつ増えた。
私は長年経理畑で仕事をしてきたので、総務の仕事も若干の経験はある。が、誰かに指示されながら、もしくは社会保険労務士の先生にパスするまでの準備、くらいで、丸々自分ひとりでこなすのは初めてだ。

とはいえ、全く知らないことでもないし、業務量もそんなに多くはないので、ここは頑張って自分でやるところだ。小さな組織なら、経営者や事業主がひとりで全てこなしていることも多い。

社会保険事務担当者の繁忙期のひとつ、算定基礎の提出は、7月初旬だ。書類も届いて、まあなんとかなるだろうと思っていたら、ほかの仕事が忙しくなってしまった。そのため、オンラインでできるはずの手続きのアカウント作成が間に合わない感じになってきた。

今更バタバタするのも面倒なので、今回は郵送提出にしよう…と思ったら、算定基礎届事務講習会のご案内、というリーフレットを見つけた。おお、これは一度参加しておこう!と、早速参加した。
ちなみに私はこういう講習会が割と好きだ。年末調整の説明会も、もうわかってることなのに嬉々として参加していた。

さて、実際参加してみて思ったこと。

まず、簡素化したい気持ちは見えるものの、やはりお役所手続きは面倒くさい。全体の効率化を考えるとこうなってしまうのだろうか。オンライン化が進めば、だいぶ簡略化されるのだろうか。
法改正に対応しながら手続きを変えていくから複雑になる、ということもわかった。これは仕方がないのだろう…できるだけ損をする人をなくさないと、大騒ぎになってしまうし、そのためにはどうしても移行期間は必要だ。その間はいくつも例外とか、限定措置とか、色々な特殊なチェック項目が増えてしまう。

そして、一番疑問に思ったこと。
なぜこの講習会、オンラインでやらない?やっているのに私が知らないだけなのだろうか?
そもそも、質疑応答がないのなら、動画配信でいいではないか。謎すぎる。
コロナ前ならともかく、オンラインの仕組みに馴染みのある人が増えた今、なぜ…。

色々な意味で過渡期なのだと、久々に実感したので、よい機会ではあった。
あ、もちろん算定基礎届事務については、まあまあわかりましたよ…大きな会社でお役に立てるほどの理解はまだまだですが(笑)

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