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貢献感にこだわりすぎない

自己受容・信頼感・所属感・貢献感

アドラー心理学では、共同体感覚を身につけることが幸せに生きるために必要だと考えられている。そのためにはこれらが必要で、ありのままの自分を受け容れること、他者を信頼すること(世界といってもいい)、居場所があって所属していると感じられること、そこで自分が役に立つと思えることにより幸せに繋がる。

私はこの中の貢献感、という考え方がとても好きだ。相手が喜んだり感謝したりというフィードバックをしてこなくてもよくて、自分が自分は役に立っている、貢献している、と感じられればいいのだという。相手がどう感じるかはコントロールできないから、ここはとても大切なポイントだ。

しかし、色々勉強していくうちに、この貢献感というものに過剰にこだわりすぎているかもと思ったので書いておこうと思う。

人は皆、自分がこうしたい、これが欲しい、こうなりたいという、ある意味自分勝手な欲があって、それをただ振りかざしてしまうとただの勝手な人になる。でも、空気を読み過ぎて、周囲が喜ぶであろう(と自分が思う)ことばかりを選択していては、自分を殺して生きることにもなりかねない。
だから、自分のこうしたいという想いを叶えて実現して生きることで、共同体にとってもプラスになることを考えていけばいいのだ。まずは自分の想いがあって、それを社会にどう生かしていくか、のような考え方の方がより幸せに生きられるような気がする。

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