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営業メールを送るのは苦手です

Facebookにはイベントページという機能がある。講座でもワークショップでも、個人的な飲み会でも、何でも使えるランディングページのようなものだ。
イベントページには招待機能があって、友達(フォロワーのようなもの)に招待メッセージを一斉送信することができる。私はこの機能がとても苦手だ。

これは要は『営業メール』だ。広告機能のように対象を属性で絞って表示させるのではなく、個人宛で、しかもメッセージなので通知を受け取る方も多いだろう。お知らせしたいから送っているのだけど、何故か「ほんっとにお邪魔してすみません…宣伝なんですけど…」という気分になるのだ。鬱陶しかったら削除してね、なんならお友達登録解除してね、と本気で思う。

そしてどうやら、私だけが感じているものではないらしい。国民性とか、県民性があるのだろうか。そういえば日本人は営業や売込みが苦手、という話を聴いたことがあるような気がする。
こんな時こそChatGPT!ということで、質問してみた。


■質問:日本人は営業、売り込みが苦手な理由を箇条書きで説明してください。

■回答:日本人が営業や売り込みが苦手な理由は以下のような要素が考えられます:

  1. 社会的な文化や慣習: 日本の社会では、謙虚さや控えめさが重要視される傾向があります。営業や売り込みは自己主張や積極性が求められるため、この文化や慣習によって日本人は抵抗感を持つ場合があります。

  2. 非直接的なコミュニケーションスタイル: 日本では、直接的な表現や積極的なアピールがあまり好まれません。むしろ間接的なコミュニケーションや暗黙の了解が重視される傾向があります。営業や売り込みでは、積極的に自分や商品をアピールする必要があるため、この非直接的なコミュニケーションスタイルに慣れていないと苦手になることがあります。

  3. 個人の独自性よりも集団の一員としての意識: 日本の文化では、個人の独自性よりも集団の一員としての意識が強くあります。個々の功績や自己アピールよりも、グループの利益や調和を重視する傾向があります。このため、営業や売り込みにおいて自己を前面に押し出すことに抵抗感を抱くことがあります。

  4. 不確実性回避の傾向: 日本の社会では、不確実性を避けることが重要視されます。営業や売り込みには、拒否や失敗といった不確実性がつきものです。このようなリスクを避けるために、日本人は営業や売り込みに消極的になることがあります。

  5. 長期的な関係構築の重視: 日本では、ビジネスにおいて長期的な関係構築が重要視されます。顧客との信頼関係や信用を築くことが重要視され、短期的な成果よりも長期的な安定性が求められます。このため、営業や売り込みにおいて即時の成果を追求するよりも、ゆっくりと関係を構築することを重視する傾向があります。

以上の理由から、日本人は営業や売り込みに対して苦手意識を持つことがあります。ただし、個人の特性や環境によっても異なるため、必ずしも全ての日本人が苦手とは限りません。


なるほど。それらしい回答が出てきた。
この中で言うと、私が感じているのは1と2の理由からくるもののような気がする。どんなに内容には自信があっても、どことなく私なんかが…という気持ちがある。これは謙虚、控えめであれ、と自分を縛っているように思う。そして積極的にアピールする直接の『メール・メッセージ』などよりも、相手が目にしたものに自分で興味を持って読む形の『投稿』としてのアピールの方が間接的で、心地いいのだろう。

とはいえ、自分や自分の商品、サービスなどを知ってもらうためには、見つけてくれるのを待っているだけでは弱いのだ。見つけてもらえるように発信の場を増やしていくとともに、発信したものを見てもらうための工夫が必要だ。そして一番見てもらえる確率が高いのは、これ見てください!と見て欲しい相手に直接渡すことなのだ。

最後の一文にもある通り「個人の特性や環境によっても異なるため、必ずしも全ての日本人が苦手とは限らない」わけで、これは私の特性だ。だから、心地よさを優先して、やらないという選択もあり得る。でもこれが必要だ、という結論なのだとしたら、慣れと割り切り以外にどんな解決策があるだろう。ありそうな気がする。考えがまとまったらまた書こう。

※ヘッダーの写真は、本文には関係ありません。花手水、キレイですよね。

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