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娘の門出


今日は娘の卒業式でした。

中学校とは違い、保護者1人だけですが参列できました。


式では、今年度赴任された校長先生の声を初めて聞いた気がしました。

コロナで、授業参観も学校開放もお祭りも運動会も無くなったから、声を聞く機会がなかったのです。

卒業式はコロナで歌が歌えないので、合唱が放送で流れました。5年生もいませんでした。


でも、式の後、校庭が開放され、お友だちと写真を撮る機会がありました。中学が分かれてしまうお友だちと写真を撮り、名残を惜しんでいました。

帰りに、卒園した幼稚園に、卒園生みんなで寄りました。6年経った子どもたちを見ながら、6年ぶりに親たちは園庭で集い、とても懐かしい気持ちになりました。

娘は帰り際に「卒業式が6年間で一番楽しかった♪」と言っていました。

修学旅行も無くなり、可哀想という人もいましたが、そんな世の中でも、そんな世の中なりにこうして楽しんでいる子もいたということです。




娘は小学校にずっと休まず行っていたのに、年が明ける頃からたまに休んだり、遅刻して行くようになりました。

夜寝られないのか朝起きられないのか、よくわからないけど、様子がおかしい。

そんな毎日が続きながら思ったことは「娘だけ何もなく、今まで来てたよな。」ってことでした。

娘は、夫がパワハラで左遷された時も、兄が不登校で学校に行かず思春期で暴れていた時も、母がうつ病で調子を崩していた時も、1人平気そうに何事もなく過ごしていました。

ずっと普通に過ごしていました。

それは、普通ではなかったのかも。
実は、普通を装っていたのかも。

そんな気がしました。


次はわたしの番。
そう思っているかのように、様子がどんどんおかしくなる娘。

学校に行く用意をするのに、ものすごく時間がかかること。すぐにフリーズしたかのように動きが止まってしまうこと。

「中学になったら、筆箱に何を入れたらいいの?」と不安そうに話す娘。

「中学の授業ってどんなの?」
「何を持って行ったらいいの?」

新しいところに不安がいっぱいすぎて…
小学校にも行けなくなったのかな?


宿題が終わらなくて夜中の2時まで起きていること。
いつまで経っても寝ようとしないこと。
「起きられないから…」と徹夜して学校に行こうとすること。

どうして寝ようとしないのかわからないのだけど…
でも、起きられない様子は尋常ではないので。

スクールカウンセラーの先生は、「うつ病までいってないけれど、うつの始まりかも…」と言いました。


昨日は最後の登校班に間に合わず、一緒に行けなくて…  朝、家で大暴れしていました。

今日は間に合うように起きたかったらしく、前の日に早めに寝て、朝7時前に起きてきました。



4月から中学校。
娘も不登校になるのかな?

息子みたいに「行きたくない。」って言えればいいけれど。

登校班に間に合わなくて、「死にたい。」って泣きじゃくっている娘を見ると、真面目な性格とこだわりの強さが自分を追い詰めてるなと感じます。


高校に行きたいのなら…

オール3で行けるあの高校。
オール2で行ける向こうの高校。
オール1でも行ける息子の行く高校。

どんな未来だってあるから。

どうか、気にせず楽しく過ごしてほしい。



太っているとか顔が可愛くないとか。

昔、私も気にしていた気がするけど…

そんなことは気にせずに
どうか自分の良さに気づいて
朗らかに過ごしてほしい。



息子が中学から高校へ。
そして娘が小学校から中学へ。

どちらも新しいステージへと進む2人。
これからも共に歩んでいくから。

いつだって一番近くにいるから。ね。


だから

楽しく生きよう。


わたしはいつだってあなたの味方です。





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