うつの処方箋 続き

その4

自分を信じる


「死にたい」と思う一方で

「死にたくない」という感情も

どこかから湧いてくる自分を信じる。


「自分は生きたいはず…」

そう自分を信じる。


そして、浮上=頭の回路が

正常に動くようになるまでじっと待つ。


その5

爆弾源を見極める


前に2回あったうつの時は

爆弾源から離れて身を守ったけど

今回はそううまくいかないことに気づいた。


私も、世の中のしがらみの中で

生きるようになったのか。


爆弾源(私を傷つける人のこと)に

「あなたは、私にとっての爆弾源です。

  だから、こういう言葉や行動に気をつけて。」

と言うのは、難しいことがわかってきた。


例えば、夫と娘には言えた。


なぜか?

伝えないと、本当に

2人の些細な言動で、私は発作的に

いなくなってしまうと必死だったから。


もう1つは、

「わかってもらえるかも…」と思う【信頼】が

2人にはあったのかもと

あるnoteを読んで、ふと思った。


では、爆弾源の1人だけど信用できなくて

うつのことを話していない人に

義理の母がいる。


なぜ、言うのをためらうのか?


義理の母は、息子や孫を愛している。

私がうつだとわかると

「妻としての役目や、母としての役目を

  真っ当にできるのか?」という不安が

おそらく、先に立つ。


すると、私にかける言葉は

「色々大変だろうから

  ボランティアや仕事を休んだら?」

と、きっと言うだろう。


そのひと言が、私にとっての爆弾ワード。

私は、家庭から逃げたいのだ。

だから、逃げ場を奪われると

本当に死ぬ。


だから、その言葉を聞かないで済むように

義理の母には、うつのことは言わない。


私にとっての爆弾ワードが

なぜ爆弾だと感じるのか?まで話すには

理解してもらえるとは思えないから

言わないという選択。


でも、わかってもらえると思って

話した人の中に

私がざわつく言葉をかけてくる人がいた。


「大丈夫?」だ。


心配して、連絡をくれる

その連絡に、心がざわつくのはなぜ?


まめにくれるその人のメールだけが

心が重くなるのは、なぜ?


理由を1つ考えるとしたら

【心配されるのは、気が重い】

ということみたいだ。


私としては、

心配されることが【負担】みたい。


できれば、静かに見守っていてほしい。


「元気になった?」とか

「寝られてる?」とか

あんまり聞かれても、困るみたいだ。


だから、心配性な人も

爆弾源なのかもしれない…と気づいた。

それからは

今回、うつだと話す人、話さない人を

よく選別して伝えている。


そういえば、話した人に口封じしておかないと

女の人ってすぐに噂で広がるんだよなー


というわけで、

爆弾源を断つ時は

相手をよく見定めて。


心配してくれそうな人には

言わないという選択肢もありかも…


こんなことを言うと

普通の人にはわからないかもしれないけど

うつの人は、感情が一部壊れていると思う。


「いなくならないで」


そんな言葉をかけてもらっても

嬉しく思わない自分に

「私、壊れてるな…」と思う。


感情の一部が凍っているというか

固まっているというか…


どこに異常をきたしているのか

まだわからないけど

心配してくれる気持ちを

有難いと受け取れない感覚を

どうかわかってほしい。


その気持ちが

余計に私をざわつかせる

爆弾源なのだとわかってほしい。


普通の人には理解できないだろうな。


どうか、周りにうつの人がいたら

【静かに】見守ってあげてください。


よろしくお願いします。

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