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バイクの魅力 音を録ってみた



朝、富士山が見えた。
黒い富士だ。

夏に富士山が見えることはほとんどない。

今日は富士山が守ってくれるのかな?と思いながら、バイクに跨った。



今日も青空サコッシュと一緒だ。



そうだ。バイクの音を録ってみよう。

サコッシュの中にスマホを入れた。
収録はスタートしている。


さぁ。出発だ!




バイクの魅力って何だろう?

自由に移動できること
自由に操作できること

どちらも車だってできる。


風になれること

オープンカーだって同じじゃない?



そうやって車と比べていくと、違うことはたった一つになる気がする。


そのたった一つとは…

自立できないこと


バイクは自分で立てない。
押している時の不安定感は半端ない。


それが、バイクの魅力なんじゃないのかな?

自力では立っていられない不安定さが、ドキドキを増やしたりワクワクを膨らませるんじゃないかな?



そんなことを考えながら、バイクを走らせる。



例えば

周りの車はみんな金属の板で覆われている。

生身なのはわたしだけ。
当たったら絶対負ける。


身体を守るものがない寄るべのなさもバイクの魅力なんだろうか。




海が見えてきた。

富士山を探す。

見えない。
あのあたりのはずなのに。


朝は道路上の流れが速い。
あっという間に置いていかれる。


横を向かないと富士山は見えない。
このスピードで横を向きながら走るのは危険だ。


海の向こう、対岸が見える。
今日は空気が澄んでいるんだな。


諦めて前を見る。

車はどんどん離れていく。


バックミラーを見る。

後ろは詰まってきていない。


前の車に追いつくようアクセルを開けた。




バイクの音は行きに録りっぱなしで走った。
録音時間は33分間。

これを何分まで縮めるか?

まずは音が小さい。
どこを切ればいいかわからない。

次に何を残すか?


昨日から一生懸命録音をカットした。
9分まで縮めて…最後は諦めてしまった。



どの音も愛おしい。

聴いていて楽しい。飽きない。


バイクの音を聴いていると、色んなことがわかる。

加速、シフトアップ、一定速度、減速、シフトダウン、アイドリング。

今は4,000回転。ここは5,000回転くらいかな?


あんまり楽しくなってしまって、録音時間ごとに走っている様子を書き出してしまった。笑


お時間のある方は、見ながらどうぞお聴きください。

0〜1分 エンジンスタート
    暖気せずにすぐ発進。
    4,000回転でシフトアップ

1〜2分 5,000回転で走行

2:04 シフト失敗

3分 一定走行

3:30 アイドリング

3:35 オートシフター? 1

4:02 オートシフター? 2

4:30 シフトダウン

4:37 オートシフター? 3

5分 6,000回転

6分 7,000回転

6:15 オートシフター? 4

8分 アイドリング

8:18 オートシフター? 5

9分 到着


さて、走行中一回だけオートシフターを使ったのです。

録音で聴き分けられるとたかをくくっていたのです。


ところが…

明らかにこれ!っていう音源が聴こえて来ないのです。



みなさんは聴き分けられますか?




音が小さいので、次回は

サコッシュを右側に背負う。
スマホの入れる位置を変える。
回転数を上げて走る。


この辺りを工夫してみようかなと思います。



聴いていただいてありがとうございました(*^^*)




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