1歳の息子への手紙が届いたので、書き起こしてみた
産後すぐの入院中、1歳の息子に向けて手紙を書きました。
本日無事に届いたので、思い出を振り返りながら書き起こしてみます。
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コロナ禍での出産
お誕生日おめでとう!!
1年前の今日はウィルスが流行っていて、お父さんが立ち会えなかったけど、2人で頑張って産まれてきましたね。
本当にたくさんの人に助けられました。
県外に住む夫が面会謝絶になり、実際に会えたのは2ヶ月後でした。
夫が立ち会えないと聞いたときは泣いてしまいましたが、私の両親・産婦人科の皆さんに助けられながら、無事に出産できました。
1年後の予言が当たった
お腹にいるときはずっと元気で、産まれる寸前もよく動いていましたね。
「この子はよく動く子やなぁ」と、今もきっと言われている事でしょう。
元気すぎる息子。
妊娠中は、しょっちゅうお腹を蹴られていました。
この元気さが分娩中も続き、うまく産道に入れず苦労していたことを思い出します。
「元気な子になるね」という予言は見事的中し、つたい歩き&ズリバイを駆使して一日中動き回る息子。
息子のお尻を追いかけて、気づけば日が暮れています。
私が母親になれた瞬間
お母さんにとってはじめての妊娠&出産でした。
素敵な経験をさせてくれてありがとう。
本音を言うと妊娠中も産まれても、「私に子育てできるのかな?」と、とても不安でした。
でも、日々成長していくあなたを見て、「私もがんばらないと」と自然に思えました。
あなたが初めてうんちをした時、私の立ちくらみは治りました。
私も少しずつですが、お母さんになれているような気がします。
私が母親になれた瞬間というものがあるならば、間違いなく、初めて💩をしたときです。
自分の体調を何よりも優先していた私が、体を一切気にすることなく、息子のために動きました。
例えるなら、ちびまる子ちゃんの山根君が、胃腸の痛みを気にせず、歩道橋を渡ろうとしているおばあさんを助ける瞬間に似ています。
そのような場面があるのかは知りませんが。
離れている家族からの愛情
産まれてすぐの頃は、おじいちゃんとおばあちゃんがたくさん可愛がってくれましたね。覚えてますか?
今は、お父さんお母さんと3人で暮らしていますが、あなたを大切に思ってくれている人が他にもたくさんいることを忘れないでください。
産後の孫フィーバーは1年経った今でも続いています。
私がぎっくり腰になった時、遠方から孫見たさに駆けつけてくれました。
私が聞いたことない、猫なで声で息子に話しかけています。ありがたい限りです。
子どもへの願い
これからも、おいしいものをいっぱい食べて、楽しいところにお出かけして、毎日元気に過ごしましょう!!
うまれてきてくれてありがとう。
母より
食べることが大好きな息子。
ご飯を見ると待ちきれずにグズり出すため、「いただきます」ができません。
ごちそうさま、だけ覚えました。
今の状況が落ち着いたら、息子の好きなものを詰め込んでピクニックに行きたいです。
1歳のあなたと、素敵な思い出がたくさんつくれますように!!
お誕生日おめでとう!!
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