片付けってyogaなの!?
ヨガを少し学んだことのある人だったら
ヨガ=ポーズではないことはわかっているし知っている
しかし生徒さんと関わるツールはポーズだったりする
そしたら生徒さん側は
「ヨガってポーズでしょ。体をケアする運動だよね」
って思う事が多いかも
もちろんそう!それもヨガの一側面
でもね、ヨガはそんなにこじんまりしたものではない
人の数だけヨガのスタイルがあっていいし
「ヨガはこうあるべき!」と決めつけてしまった途端
ヨガの本質から遠ざかってしまう気がする
ヨガの教え
ヨガには八支則という8つの教えがあります
八支則は3つの段階にわけられており
今日お伝えしたいのは
その中の1段階目
〈マットの外で行う心得〉①ヤマ②ニヤマ
※マットの外=日常生活
※この心得を習得していない者はマットに上がる資格がないとまで言われています
①ヤマは日常生活でしてはいけない戒め
②ニヤマは日常生活でするべきこと
分かりやすい!ニヤマの中の清浄
ニヤマ(すべきこと)の中にシャウチャというものがあります
シャウチャ=清らかさ=考え、体、環境をきれいに保つこと
はい!きました!
環境をきれいに保つこと
正にお片付けですね
はい!わかりやすい!!
その他にも
考えをきれいにというのも含まれます
ヒトは視界からの情報が8割で
ごちゃごちゃしたものが視界に入っていたら
頭の中もクリアーにならない!
よって、シャウチャを実践すること=お片付け
だと私は思っている
「足るを知る」と「貪欲さの無いこと」
サントーシャ(知足)
これもニヤマ。すべきこと
アパリグラハ(貪らない)
これはヤマ。してはいけない
必要最低限のモノを持つ。シンプルで満ち足りた生活
おかたづけの「整理」の段階では
モノと向き合いながら4つに分類していきます
この作業をすることで自分にとって必要なモノは何か
じっくり考えることになり
結果、必要最低限のモノをもつことになる
ぶっちゃけて言うとこの分類が
お片付け作業の中で一番面倒くさいし
やるのが苦しい
ところがこれを乗り越えると
安易に新しいものを買わなくなる
この経験を経てモノ以外の
今ある健康であったり、能力だったり、人間関係が
満ち足りている事にも気付いていく
「嘘をつかない」正直であること
ヤマ(してはいけないこと)の中の
サッティヤ=嘘をつかない。言動と思考を一致させること
まず自分に嘘をついていると片付きません
一旦きれいにできてもリバウンドします
おかたづけの「整理」の段階では
モノと向き合いながら4つに分類していきます
と先述しました
ヨガ的観点から言うと
大事なのは「分類する」という行動ではなく
その時に「湧き出た感情を観察する」こと
特にモノを手放そうとした時に
湧き出る感情はどのようなものでしょうか?
手放そうとしても中々できないのは
・○○さんからもらったやつだし
・高価なものだし
・また使うかもしれないし
・痩せたら着れるかもしれないし
・まだ壊れてないし
そこで
いつ、どこで、どのくらい使うのか?
本当に使うのか?
これじゃなきゃダメなのか?
本当に必要?を考えながら
いざ、それらを手放した時の感情がどんなものか
特に何も感じない?さみしい?辛い?
モノを通して自分と対峙していきます
これをしないと自分の本当の感情に
気づけない
これをすると自分に嘘がつけない
生活を楽しむ
ヨガのヤマ・ニヤマについては
かなーりかいつまんでお伝えしましたが
それでもヨガとはポーズだけでなく生活に寄り添ったものだと
おわかりいただけたかと思います
ヨガは生活を快適におくるためのツール
その中にお片付けは含まれる
だからね
片付けってヨガなんです
最後までお読みいただきありがとうございます♡
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