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Day5 お山の大将の山は小さい

Day5のお題は「昔はどんな子どもだったのか」です。


野生児ばんざい


私は山や海が近くにある自然豊かな環境で育ち、いつも外で友だちと遊んでいるような子どもでした。ある意味野生児(自然児?)です。
すぐそばに材木置き場があり、そこが子どもたちの格好の遊び場になっており、秘密基地を作ってみたり、材木の上をアスレチックに見立てて遊んでみたり..。今思えば、材木置き場のおじさんたちには申し訳ないことをしました。いつもおじさんたちはめちゃくちゃ怒っていましたが、当たり前ですね。

そのほか、防空壕の跡地を探検したり、底なし沼(と呼ばれているため池)や塀の上から落ちてみたり(顎を縫いました)、いつも生傷の絶えない状態でした。特にひざはいつも傷だらけでしたね。
よく子ども同士もケンカをしていて、一番ひどいときは1対20人くらいで追いかけられたこともあります。年下のくせに生意気だった私に腹を立てたリーダー女子とその仲間たち&野次馬に追いかけられたのです。そのときは、他人の家の庭に逃げ込んで、庭の大きな石の上でみんなと対峙しました(その家の女の子が入れてくれた)。結局そのリーダー女子のお母さんが迎えにきてくれて幕引きとなりました。

動物が大好き


また、私が子どものころは捨て犬が珍しくなく、捨てられた子犬たちをよくかわいがっていました。動物が大好きで、犬だけではなく、子猫、すずめのヒナ、傷ついた鳩なども拾っていましたね。親もよく許してくれたな、と思います。

学校は嫌い


このように元気いっぱいに見える私ですが、幼稚園や学校は大嫌い。とにかく行くまでが嫌で嫌で仕方なく、幼稚園のときは大泣きして母を困らせました。小学校にあがると、学校の前まで行って家に戻ってきたりしたこともあります。行ってしまうと結構元気に楽しんできたりするんですけどね…。
学校の建物自体に苦手意識があったような気もします。

崖から突き落とされた野生児


1年生を過ぎると、学校にもなじんできたのですが、3年生の2学期に突然親の転勤に伴いアメリカに引っ越し。日本ではリーダータイプだった自分が、まったく言葉を話せず赤ちゃん扱いされるという極端な体験をしました。

ということで、日本ではある意味お山の大将だった私は、アメリカの現地校に放り込まれて赤ちゃん体験をし、人種や異文化、差別などについて考えていくことになります(大学あたりで)。


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