見出し画像

食べてみた!珍しい台湾野菜⁉️

台湾に住み始めて7年が経ちました。
月日が経つのは早いですね。
台湾の食材や料理には興味津々で、様々なものを積極的に口にしてきました。
野菜類は特に日本とは違う土地柄で多くの珍しいものにも出会い、調べたり料理したりして味わってきました。
でも、なんとなく目にしていたような、でもまだ口にしたことはないものもありそうです。


今回は
たまたま食べるチャンスの訪れた野菜[石蓮花]と[碧玉筍]のお話です。

[トップ写真の手前のものが石蓮花、奥の白くて細長いのが碧玉筍]

というのも
先日、近くにある五つ星ホテルのEvergreen Hotelでイベントの春の[下午茶](アフタヌーンティー)をやってるので行こうということで、友人と出かけてみました。

アフタヌーンティーだから、ケーキやデザート、サンドイッチなどが中心かなと予想していたのですが、、。
いざレストランに入ってみると、アフタヌーンティー?と思えるほどの、とてもたくさんの料理も並んでいます。
ビュッフェスタイルで普通の食事なみの充実ぶりです。

14時30分からだったので、ゆっくり夕食代わりにたっぷりいただきました❣️😋

様々な台湾料理や海鮮、サラダ類、チーズなどの他、魅力的な料理がいろいろ。そして、もちろんお菓子類、アイスクリーム、豆花、
有名な花生捲冰、葱油餅などなど。

一通り食べたら、もうお腹いっぱい!恐れていたビュッフェスタイルの食事の結末です!

たくさんの料理をいただきましたが、デザートの写真を2枚だけ↓載せてみました。
一番最後に、青森のりんごのソフトクリームもいただきました。
そして、それはそれは最高の美味しさでした❣️(パスしようかと思っていたけど、友人が美味しいよ!と。パスしなくて良かったー🤣)

台湾の定番デザート
[豆花]も好みで作る
少しだけ盛り合わせました!
落花生を削ったものと、好みのアイスクリーム、シャンツァイをクレープで
巻いてくれる[花生捲冰淇淋]のコーナー


蟹やエビ、イイダコ、ムール貝などがずらり。
隣にはいろんな食材をセルフで組み合わせるサラダのコーナーも充実していました。

そこで私の目に止まったのが、今回の主題の珍しい野菜。

かねがねちょっと気にはなっていたのですが、これまで食べる機会を逸していたものです。

並んでいる食材、料理の一つ一つにしっかりの名前の表示が付いていたのは、とても嬉しいことでした!
(しっかり写真を撮ってカメラに記憶させることができました。)


まずはじめに

食べる多肉植物[石蓮花]のこと

[石蓮花]という野菜

これは、グリーンショップなどでも見覚えのある多肉植物ですよね。

この多肉植物が食べられるらしいというのは、台湾に来て間もない頃に耳にしたことがありましたが、なんとなく、食べてみたいという気持ちにはならず、たまにパックに入って並んでいるのを見かけたことはありましたが買う気にはならず、口にする機会無く今まで過ごしていました。

今回、ホテルでの下午茶のサラダのコーナーにこれが並んでいたので、初めて食べてみることに。

食べた後ながら、詳しく知りたくて

“食べられる多肉植物”と調べて見ると、すぐにこの[石蓮花]が出てきました![朧月]という名前もあるんですね。

カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富で栄養的にもとても優れているもので、とても育てやすいと書かれています。


さらに
この多肉植物は日本でも、[グラパラリーフ]という名前ですでに食用として開発したものが売り出されていたようです。


初めて食べた石蓮花の味。

何もつけずに食べた感想は
噛んでみるとシャクシャクとしたかみごたえ、特に青くさいとかいうこともなく、うっすら爽やかなりんごの香りで水分はそれほど多くなくうっすら甘いという味わいです。

ちなみに、このりんごの味がするのは
含まれているりんご酸に由来するもののようです。
全く嫌な味などではないので、結構美味しく食べられます。

栄養的にも優れた食べ物のようなので、これを機会に見かけたら買ってみたいと思います。

石蓮花とナッツと一緒に食べるのも美味しい!
石蓮花はこのまま皮ごと食べるのです!



もう一つの珍しい野菜[碧玉筍]のこと



これもサラダのコーナーに並んでいました。


[碧玉筍]
長さ12-13cmのただ切ったものが、なんの気取りもなく
そのまま盛られています。
これは?何かの茎?
筍という名がついてるけど?


これもスーパーの野菜コーナーで見たことがあるような、、。 

これも何もつけずに食べてみました。
白っぽい部分はシャキシャキととても歯切れが良く、筋ばった感じもなく噛むことができます。
うっすら甘味があって食べやすいです。
私は、初めての味ながら、さっぱりと美味しく、上品な好ましい味!という感想。
うっすら緑色っぽくなっていってる部分は少しずつ筋ばって噛みきれないので、白い部分だけを噛みちぎって食べるとなかなかの美味しさで結構な本数をいただきました。

これが一体なんなのか調べて見ると
[碧玉筍]とは?

なんと!これはあの中華食材の金針菜の新芽の部分らしいです。
花が蕾の時に摘み取って乾燥させた金針菜は日本でも、中華料理店の料理ではお馴染みだと思います。

栄養学を学び始めた頃から、金針菜には鉄分が豊富に含まれているので、貧血予防にとても良い食材ということで、よく知っていました。

台湾に来てみると、スーパーなどにも並んいるのを目にするので、この食材がごく身近なものであることを感じます。
薬膳料理が身近な台湾の人たちは、ごく普通にスープなどに入れて使っています。


この金針菜になる金針花が山一面に栽培されている[六十石山]という所が花蓮にあり、花の季節には大勢の人が観光に訪れます。

私も数年前に友人たちと訪れたことがあります。

山一面の金針花


金針花の蕾を摘み取る人
近くには花を天ぷらにして
食べさせてくれる所がありました
揚げたてのパリッとして花の天ぷら


花が蕾のうちに摘んで乾燥させたものが[金針菜]です。
夏の盛りの頃にこの花が咲き誇ってあたり一面がオレンジ色に染まっています。
その山の斜面には、カゴを背負って花の蕾を摘む人たちがたくさん作業をしていました。

近くの売店では、この乾燥の金針菜がたくさん売られています。
私も早速、現地の金針菜を買ってきました。


私もこの[金針菜]には馴染みがあったのですが、、。

[碧玉筍]というものが、この植物の新芽の部分だったとは!
春には、この新芽の部分を野菜として収穫して珍重されているんですね!

そういえば、日本にも
この花の同種類のヤブカンゾウの新芽が山菜として親しまれているものだということは聞いていました。
土地によってはお馴染みの山菜なのでしょうね。
私は、カンゾウの花が好きで庭にハマカンゾウの花を植えて、結構増やして喜んでいましたが、食べてみるチャンスはありませんでした😅

日本の山菜のカンゾウと
台湾の碧玉筍とは同じ感じなのでしょうか。興味が湧きますね。


上の紹介によると
日本の山菜のカンゾウの食べ方は
やはり日本料理らしく、茹でて和物などでいただくのがとても美味しそうです。
日本の山菜のカンゾウの料理が食べてみたくなりました。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?