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台湾の中秋節の頃の果物[柚子(文旦)]

中秋節から早1週間が過ぎましたが、この季節に出回る台湾の美味しい文旦の話題。


中秋節翌朝の西の空の月を楽しみに早朝散歩に出掛けたのですが、残念ながら曇り空で早朝の名月を拝むことはできませんでした😅

トップ写真はその翌朝の中秋のお月様🌕

翌朝には幸い丸くて美しいお月様を見ることができました❣️
(今年は翌日が満月とのことだったので、この月は満月かな)

中秋節は台湾では春節(旧正月)、端午節と並ぶ三大行事の一つで
祝日です。
この時期には中秋のお菓子[月餅]や季節の果物[柚子(文旦)]を贈り物としてやりとりする習わしがあります。

昨年のこの時期に中秋節の記事をアップしていますので覗いていただければ嬉しいです↓

この記事の中には
蛋黄酥というお菓子のこと、バーベキューのことなどとともに柚子(文旦)のことにも触れています。

中秋節の果物といえば、台湾では[柚子(ヨゥチ)]とも呼ばれる[文旦]です。


台湾では[麻豆][鶴岡][斗六]などの産地を冠した文旦が有名です。

この季節、それぞれの文旦の名前が書かれた進物用の箱が果物屋、八百屋などに多く並んでいます。

中秋節も終わった今、スーパーに行ったら[鶴岡文旦]の箱入りが安くなって売られていました。198元(約千円)ですね。

大きな箱に6個ほどはいっているようです

台湾産文旦は品質が高く輸出もされていて日本にも輸出されているようです。

友人から贈られた我が家にある柚子
前例右2個が麻豆柚子
小ぶりだけどずっしり重い
(1番小さいのが直径8cmほどで310g


置いていると香りも楽しめます。
ちょうど皮も少し萎びてきて食べ頃になっています。


1番人気の[麻豆柚子]!
この麻豆柚子(マドゥヨゥチ)がなぜ人気なのか調べてみました!

麻豆というのは、台南地域にある地名で、この地域で生産される柚子なのです。

文旦の原産地は東南アジアから中国南部、台湾で、日本には江戸時代初期に入ってきました。その時の貿易船主の名前、「謝文旦(潮州語読みでジアブンタン)」からザボン、またはブンタンと呼ばれるようになりました。台湾日本時代には麻豆産の文旦は天皇家に納められ、「御用達文旦」とも呼ばれていました。中国語では文旦は一般には「柚子」で「文旦」とも言います。日本の柚子は「香橙」。
麻豆文旦は果肉が厚く、ジューシーで、甘酸っぱくて香りがよく、独特の味はくせになる美味しさです。
文旦は皮が黄色みかかって、皮の水分が抜けてき始めたころが果肉の肉質が柔らかくなっており、甘みも増してきます。8月下旬から9月、中秋節前に出回ります。

上記記事より抜粋


日本統治時代には天皇家御用達の果物だったとあります!
由緒ある文旦なのですね。

下の写真は、友人が麻豆柚子の美味しそうな写真を送ってくれました❣️

皮が薄くて身がぎっしり!
とってもジューシーなのが
写真からも伝わりますね


昔は天皇家御用達でもあったと知ったこの[麻豆柚子]!
しっかり味わって楽しんでいただきます❣️

これからしばらくは店頭で皮の萎びた柚子が結構安く売られていたりするのも狙い目ですね😄

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