台湾の人々の大好きなポピュラー食［肉鬆］［魚鬆］
トップの写真は、お粥に肉鬆を載せたもの。
台湾の人々の食卓で日常的に食べられている
［魚鬆（イゥソン）］［肉鬆（ロゥソン）］という魚や豚肉を原料にした振りかけ状の食べ物があります。
日本でも子供たちはもちろん大人もご飯にふりかけをかけるのは大好きな人は多いのではないでしょうか。とくにお弁当にはよく利用されていますね。
台湾の子供たちもこの［肉鬆（ロゥソン）］［魚鬆（イゥソン）］はごはんのふりかけとしてよく食べており（特に肉鬆）、そして大人たちもお粥のお供やその他いろいろな料理にも使われているようです。
最後に貼らせていただいているブログにその様子がいろいろ紹介されています❣️
魚鬆とは
食べた感じはふんわり甘めの魚味
ごはんに載せると美味しいです
商品名の［魚鬆］
魚鬆は日本の［でんぶ］と同じ物のようです。
小さい頃から巻き寿司やちらし寿司の時に使われていた［さくらでんぶ］は私にとってもなじみの食べ物でしたが台湾にも同じようなものがあるのですね。
台湾でもいろいろな魚から作られた魚でんぶ［魚鬆］があるようです。
台湾に来てから私は手にすることがなかったのですが、先日、知人から［虱目魚穌］と書かれた上の写真のものをいただいたので、一体どのようなものか調べてみたのです。
虱目魚というのは魚の名前でサバヒーと言われる台湾では養殖が盛んに行われ国民魚ともいわれるとか。
いろいろなものに加工もされ、魚団子などもよく目にします。
洋名はミルクフィッシュというそうです。（この名前は身が白いからとかお腹の脂が白くたっぷりだから？とか）
沖縄あたりでもたまに迷い込んだものが釣れたりするようです。
話が日本ではなじみのない珍しい魚の虱目魚のことになってしまいましたが、魚でんぶの話に戻りましょう。
鬆という字は、茶碗蒸しなどを加熱しすぎてスが立つときのスなんですね。加熱して水分を飛ばして作るところからこの名がついているのでしょうか。
台湾ではこの魚鬆（ユゥソン）よりもっとポピュラーなのは、豚肉から作られている肉鬆 （ロゥソン）です。
肉鬆とは
これは、日本にはないですね。
さすが豚肉をよく食べる台湾！豚肉でも作られているのです‼️
［肉鬆］として子供から大人までとても人気のそれこそ国民食とても言えるようです。
以前まで住んでいた羅東にとても有名な肉鬆があると聞き、まずは食べてみなくてはと私も買いに行ってみました。
それがこの↓商品。
豚は台湾では猪と言います。
豚肉から作られた肉鬆
肉とは思えない見た目です
食べた感じは少しシャリッとして
フワッと溶ける感じです。
甘い肉の味。
単体で食べてみるのは初めてでしたが、実は台湾のおにぎり［飯糰］などにも使われているようなので、既に食べたことはあったようです🤭
台湾ではお粥やごはんのお供に重宝すると同時に、おにぎりやサンドイッチなどの材料としても使われているらしいです。
気をつけて見てみると、スーパーなどにもいろんなメーカーから出されたものが並んでいます。
成分や栄養価が書かれているので見比べて買いたいところです。
魚の場合も肉の場合も糖分や醤油などの調味料の他、豌豆粉というのが使われています。これでフワッとさせるのでしょうか。
他に商品によって、油やその他の調味料などが使われているようです。
化学調味料などがほとんど使われていない商品もあるようです。
下の写真の魚鬆の栄養価は約33gとタンパク質が生の魚の倍くらい入っているので、タンパク質補給に役立ちそうです。
脂肪分はそれほど多くないですが糖分は多めです😅
肉鬆の栄養価は素材の肉と同程度ののタンパク質を含んでいます。
脂肪多め、糖分は割と少ない方のようです。
下の写真のはスーパーに並んでいた別のメーカーのもの。
内容成分がシンプルで
豚肉そのものという感じ。
栄養価はタンパク質豊富で
脂肪分は少し多め、糖分はかなり多めのようです。（甘い味付けのようです）
メーカーによって成分や栄養価も違いがあるようですね。
肉鬆のことが紹介されたブログがありました↓
面白い食べられ方がたくさん紹介されています。
ちなみに肉鬆は
台湾のお菓子の月餅の餡としても使われていたりします。
そういえば、初めて肉鬆入りの月餅を口にした時は本当にびっくりしました❗️
月餅イコール甘いお菓子と思っていて、塩っぱい味の肉鬆が入っていたのには、台湾ならではの味と納得しました。餅も一緒に入っているので、絶妙な美味しさでもあるのです。この味、文章から想像できますでしょうか❓🤭
肉鬆入りの月餅は日本へのお土産には持って行けませんね。豚肉入りですから気をつけないと！😅
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