台湾でクレマチスの花に出会う
写真は数年前に太平山に行った時に見た見事なクレマチス
台湾に来て初めて出会ったクレマチスに心が躍りました!
今年の春に、写生仲間で街の中心を少し離れた辺りにある[羅莊櫻花步道]という小さな川畔の桜並木に写生に出かけました。
桜並木の近くには写生仲間の一人の素敵な家があるということもみんなの楽しみのひとつ。
おしゃれな家、素晴らしい庭も絵になる風景です。
桜やこちらのお庭などの写生を楽しみました。
(写生の後はおしゃれなお家で美味しい珈琲までご馳走になるというおまけ付き❣️)
花好きの友人の所には
なんと!鉢植えのクレマチスが育てられていて美しい花を咲かせていました❣️
この時、クレマチスの花に出会ったのは台湾に来て二度目のこと。
大好きなクレマチスの花に久々に出会って感動!
台湾ではクレマチスの花を見ることはほとんどないのです。
友人は桃園の方の台湾でも大きなグリーンショップに出かけた折りに買ってきたとのことで、とても大切に育てていました。
ご主人共々植物が大好きで素晴らしいお庭を作っていてたくさんの美しい花々が育っています。
クレマチスの他に美しい薔薇の花や水辺には見事なあやめも。
身近にいろいろな草花を育てて楽し
んでいる友人の姿に、私も日本でガーデニングを楽しんでいた頃がとても懐かしくなりました。
(こんな立派なお庭ではなかったけど😅
好きな草花をたくさん育てていました)
台湾で[クレマチス]に初めて出会ったのは
台湾にきて2-3年経った頃に山の方に出かけた折りでした。
(ちょうどその頃、ラジオで“今日の誕生日の花”でクレマチスのことが紹介されていました。
そういえば台湾に来てから一度も見ていないし台湾では育たないのかなと懐かしく思い出したりしていました)
太平山遊楽區というところに出かけた時、トロッコ電車の乗り場に向かうあたりの石垣の間に突然、見事なクレマチスの花があってびっくり!
台湾での初めてのクレマチスの花に思わずパチリ📱
トップの写真がその時の写真↓
山の上の涼しい所だからきれいに育つのでしょうか❣️
調べてみると、クレマチスは強い暑さには弱く北半球に分布するとのこと。
夏の暑さ厳しい台湾の平地ではなかなか難しいのでしょうね。
ところが、台湾特有のクレマチスの品種もあるらしいです。
私はまだ出会ったことはありません。
それは[クレマチス・アコウエンシス]というもので日本でも希少品種として出回り始めているようです。ブログで書いている方がおられました↓
日本ではそろそろいろんな色合いのクレマチスが美しい頃でしょうか。
クレマチスはテッセンの名前もありますね。私はいつもテッセンと呼ぶことが多かったような。
(クレマチスとテッセンは詳しく分類すると違いがあるようですが)
また別名カザグルマともいいますね。
中国名は[鐵線蓮(ティェシィェリィェン)]ということを後で友人に教わりました。
日本でのテッセンの名前はこの中国名由来のようです。
私がそもそもクレマチスに惹かれるようになったのは
もう30-40年前になりますが、娘と二人で、薩摩焼の著名な窯元の沈寿官窯へ見学に訪問したおりに、通りに面した窯元の門の所に、とても立派に仕立てられたテッセンの鉢植えが置かれていてその美しさに魅了されたのです。
身長ほどの高さに仕立てられて、大きな見事な薄紫色の花が咲き揃って、それはそれはとても見事なもので、花と一緒に記念の写真まで撮りました❣️
その後、母の庭にもこの花が咲くようになりとても身近な花に。
後々、私もガーデニングを楽しみ始めてからは、自宅の庭の垣根に、きれいに咲かせられるまでになっていましたが、台湾に越して来てからはこの花を身近で見ることはできなかったので、成長に適さないのかなとは感じていました。
陶器に絵を描く畫陶を楽しむようになってから、好きな花などを描くことが多く、クレマチスにも挑戦してみました。
白い素焼きの小碗に紫と白の2色の花を描き身近に置くことにしました。
台湾の友人にこの花の写真を見せて名前を尋ねるとあまりよくは知られていないようでしたが、中に花に詳しい友人がいて中国名では[鉄線蓮]と言うのだということを教えてくれました。
陶器に絵を描く[畫陶]の記事を以前アップしています↓
よかったらご覧ください。
台湾暮らしの今、住宅事情もあり
小さな鉢などを窓辺に並べる程度の楽しみしかできません。
時々
私が育てていた草花を引き取って育てている日本の友人たちから
“花が咲いたよ”と写メで送ってもらうのは、懐かしい子供に出会うような嬉しさです💓