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台湾で栗おこわ

昨日は栗名月とも言われる十三夜でしたね。(残念なことにうちのあたりは雨模様)

ということで、栗の話題❣️1日遅れになってしまいました😅


ところで調べてみると
台湾でも栗が生産されているんです。
下記の記事にそのことが書かれています。中国語なので翻訳文も添えてみました。

台湾でも栗が生産されていることを知らない人は多いでしょう。世界で最も緯度が低く、生産時期が最も早い栗は中埔にあります。
中埔最大にして最古の有機栗園「林佳梨園」では、生産期は過ぎたものの、600~700本の栗の木の間に、ハリネズミかウニのような緑色の球形の実がまだ数本木にぶら下がっている。
中埔市の栗生産・販売チームの責任者、ガオ・ティアンルー氏は「栗の棘が当たるのは痛い。収穫するときは、帽子、手袋、長靴を着用し、庭の果物をクリップで摘まなければならない。そうしないと、栗が落ちてしまう」と語った。鋭いトゲに刺されると不快になります。
林家の栗園は日本統治時代から栽培され百年以上の歴史があり、品種改良を経て大粒でふっくらとした上質な栗の品種が育成され、果肉は黄金色で色鮮やかで甘みが増しています。天津栗よりも大きく、「黄金栗」と呼ばれています。
当初は林家だけが栗を栽培していましたが、その後、「林先生」として知られる林長成氏が無私の心で栗の苗木と技術を共有し、中埔栗は今日の形になりました。現在、中埔には約50ヘクタールの栗の作付面積があり、国内唯一の栗の生産・販売クラスとなっている。

黄金色の栗。
金栗は砂糖の代わりに塩で炒めますが、「塩で炒めることで、生栗のフレッシュで甘い風味が引き出されます。輸入栗は品質が悪いので、甘さを増すために砂糖を使用する必要があります」と高天璐さんは指摘する。 。
中埔金栗の年間生産量は約3万キロですが、非常に人気があり、8月、9月の生産シーズン前には予約でいっぱいになってしまいます。本場台湾の黄金の甘さを味わいたい方はお早めにどうぞ。

Google翻訳
(少しわかりやすく変更しています)


日本統治時代から栗が作られ始めて、改良を重ねて大粒の黄金栗🌰というのが有名なようです。

栗生産の最南端にあたり、日本の栗の時期より早い8-9月頃から出回るとのこと。

それほど多くは出回らないらしく、台湾の友人に栗のことを聞いたら「台湾の栗はないと思うよ」との返事。
農業を楽しんでいる友人も知らないほどなのです😅


先日、市場で綺麗な大粒の栗を見つけたので思わず手に取りました!

台湾の市場での買い物のうれしいのは、大盛りにバラで置いてあるものから、一粒ずつ虫喰いなども確かめながら自分で選び、袋に入れて計ってもらうので、大粒の綺麗なものだけを選んで買えるのがなんともお得な感じです。

台湾に来た頃に、初めて栗を見つけた時は、“台湾にも栗があるんだ!”と小躍りするほど嬉しかったのを覚えています。

日本にいる時は毎年、栗の渋皮煮を作るのも栗の季節の楽しみだったので、台湾でも作れるのが嬉しかったのです。
最近は渋皮煮はしばらく遠ざかっていますねー。😅

使い途も考えずにとりあえず買った栗。
さて、この栗で何を作ろうと考えた時、

やっぱり“栗おこわ”が食べたい!
この季節になるとどうしても
栗ごはんや栗おこわは食べたくなります。

そこで、お米屋さんに行って、餅米も調達。

お米を一晩浸けておいて、翌朝には栗の皮を剥き、早速栗おこわ作り。

栗ごはん、栗おこわを作る時は栗の皮剥きが大変ですよね。

私は若い頃に栗ご飯を作ろうと皮剥きで腱鞘炎になった経験もあります😅
うれしいことに、栗の皮剥き機なる便利なものを考えだした人がいるんですね!

この皮剥き機を使うと楽にこの作業ができるのです。
(亡き母が愛用していた栗の皮剥き機を台湾に持ってきています😊)

母の残してくれた
愛用のくりの皮剥き機


餅米に栗を載せて、蒸し器で蒸します。
お酒と塩を入れた打ち水を作り、途中で打ち水をしながら蒸しあげました。
ふっくら香りの良い栗おこわが出来上がりました!


台湾の栗と餅米を使った“栗おこわ”。
栗の香り、甘味もバッチリ
十分に美味しい(自画自賛😅)
😋


ちょうど、夫が出かける時間帯に蒸し上がったので、
その日に会う用があるという日本人の友人へ少しお土産にしました。

「栗おこわを食べたのは10年以上ぶり!とても美味しかった」とLINEが入り、こちらも幸せ気分になりました。



上記の台湾の栗🌰記事に書かれている、
台湾の食べ方の塩炒りの方法で作るのもぜひ試してみたいです。

皮付きのままで塩炒りすると、きっと甘い焼き栗が味わえそうですね💓

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