グラビアについて
TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVAL ONLINE 2020 (TGIFオンライン2020) が本日10/2から開催されました。グラビアアイドルが出場する大規模な夏フェス、というイメージでしょうか。残念ながら今年はオンライン配信での開催ですが、私のツイッターのTLも凄いことになっています。私の好きなグループの子たちが何人も出場していて嬉しい限りです。微力ながらではありますが、私は水着チェキ券を買うことで応援しました。
水を差すわけではないのですが、私は個人的に女性が肌の露出をすることに正直、抵抗がありました。理由としては「女性が肌を露出することに積極的な意義が見いだせないから」ということです。
TGIF開催ギリギリまで、このことでモヤモヤしていました。
「そこまでする必要があるのかな…?」「でも本人が本気でやっているし、そこはできるかぎり応援したい…」
しかし、アイドル現場でお会いして仲良くさせて頂いている方が以前仰っていた事を思い出しました。
「最近の水着はめっちゃおしゃれで、ファッション性も高いんですよ!」
少し話が逸れますが、なぜ私がライブアイドルが好きなのか?ステージ上のダンスであり歌であり、ライブハウスの雰囲気であり、演者さんのメイクであり、また衣装のファッション性でもあります。
私が好きになるグループは、例外なく衣装がおしゃれだと思っています。私のなかでアイドルにおける重要なファクターなのだと改めて認識します。
「服飾とは現代においては視覚的な自己実現である」と私は常々考えています。個人的な趣味として他人の服飾に興味がありますが、上記の私の友人の言葉を思い出せば、
「水着もひとつの自己表現であり、そのファッション性に着目すべきだ。よってグラビアという文化も、アイドルにとっての表現の場なのだ」
という結論に達しました。込み入った話になりますが、私は男性が女性を搾取する社会構造に反対しています。逆もまた然りです。性別、国籍、肌の色などに関係なく一人一人が尊重し合う社会が望ましいと考えています。私には、グラビアというものが男性が女性を性的に消費するものに見えました。だからこそ心理的にグラビア全般について抵抗がありました。これは全くの誤解だったと反省しています。
自己表現とは自己解放・自己実現でもあるように思います。コンプレックスを抱いていた過去との決別や、憧れの自分・なりたい自分への跳躍。演者さん一人一人にとってグラビアという場がそういった自己解放であってほしいと思います。
グラビアに挑戦する全ての女性を、私は尊敬します。TGIFオンライン2020が最高のものとなりますよう願っています。
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