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nextbeatデザインチームで開催されている勉強会についてのよもやま話

こんにちは。nextbeatでデザインチームのリーダーをやっておりますsaccimoです。得意領域はグラフィックデザイン全般、自社オウンドメディアのデザインリード業務もやらせていただいております。

今回は表題の件について
「なぜはじめたのか」
「どうやっているのか」
「やってみて実際どんな感じだったのか」

の3点、お話しさせていただきたいと思います。

なぜはじめたのか

 nextbeatにはデザイナーが14名(うち1名はマネージャー)在籍しており、複数ある事業を2ユニットで分担する形で業務を進行しております。

そしてさらに各個人でも担当事業が決まっており、同ユニット内であってもメンバー同士でのタスク共有やレビュー等はそこまで頻繁に行われていませんでした。

各事業のデザインリードは、担当事業のデザインクオリティを担保する責任を担っているので、メンバーの成果物に対して必ずレビューを行いますが、メンバー同士はそうではないので、なかなか他メンバーの成果物をじっくり見てデザイン談義に花を咲かせたりなどする機会がなかったんですね。

nextbeatは若く、のびしろしかないメンバーが多いため、そんなメンバー同士でお互いの成果物をじっくり見て、デザイン談義に花を咲かせたりなどする時間があれば、デザインスキルだけでなく、思考力や分析力など、様々なスキルが伸ばせるなぁ。そんな時間を作りたいなぁ。とリーダー陣で会話し、表題にある「デザイナー勉強会」をはじめることになりました。

どうやっているのか

そんな「デザイナー勉強会」をはじめるにあたって、最も重視したことが

「デザイナー勉強会」がタスクにならない、業務を圧迫しない

ということです。理由は言わずもがな。

逆に、それさえクリアしていればいいよね、ということになったので後のルールづけは簡単でした(ここが簡単だったのでリーダー陣の時間・思考面での負担も軽かったです)

リーダー陣で20分ほど会話して決めたルールが以下のもの。

【目的】他ユニットのみんながどんなデザインを作っているのか見てみよう!感想(レビュー)も言い合おう!
【頻度】月1/30分
【内容】自分の自信作や数値の結果が出た制作物(みんなに見てもらいたい制作物)を1〜2個事前にドライブに格納し(※特に資料化とかする必要ないです)、当日それを軽く説明してみんなにレビューをもらう会です。
【待ち時間】内容・レビューもらいたい点の説明→〜5分 レビュー・質疑応答→10〜12分

とてもシンプルなルールです。
このルールに倣って、2つあるユニットのメンバーをうまくシャッフルして2チームに分け、「デザイナー勉強会」を開催しています。

やってみて実際どんな感じだったのか

結論から言いますと、やってよかったなぁ。です。
以下、メンバーからのフィードバック(意訳)を記載します。

Aさん:基本的に担当事業のデザイン制作をしており、「担当事業のデザイナー」という視点になっていたが、他事業の意見が聞けて、新しい視点でデザインを見れたり、逆にそういった体験を提供できたのがよかった

Bさん:ここどうしたらいいんだろう?と他社事例を探していたが、他事業で同じような課題に取り組んでいるメンバーいて、これだ!!と参考になったし、勉強会後も様々な情報交換ができた

Cさん:すでに完成している成果物を持ち寄るだけなので業務の圧迫もなく、楽でよかった。フィードバックや質問も雑談ベースで気軽に話せた。

さいごに


自分語りになり恐縮ですが、私自身、日々の中で自然と行っている「仕事に紐づけた学び・スキルアップのための情報収集」を「勉強」とカテゴライズし、時間を区切ってやる・やらされることにものすごく抵抗感があり、そうなった途端身構えたり斜に構えたり手を抜いたりしてしまうので、メンバーの方々には最初から「手を抜いた」自然な状態で身構えず参加してほしいなぁという思いがありました。

ですので、そういったことも含めて、上記のような意見を聞くことができ「やってよかったなぁ」と感じております。

そしてそんな「手を抜いた」状態で行ったなかでも本件課題はあるなと感じたので(主催側として)、このまま、メンバー皆が負担なくいい感じに続けられるように、リーダー陣皆と意見交換しながらブラッシュアップしていければなと思いました。

この「デザイナー勉強会」のほかにも、皆が「手を抜いた」状態でなにかいい感じのことができたらなぁと考えておりますので、何かいいアイデアありましたら教えてくださると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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