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「編集」に Stay tuned(コルクラボに参加した記録 ①)

突然だけど、コルクさんの新たな試み「コルクラボ」に参加することにした。先日、第1回目のワークショプがあり、そのときにかき混ぜられた頭の中を整理したいのと、なぜ編集に興味をもち、参加することになったのかをちょっと書いておこうと思う。


昨年、文章をかくようになって、はじめて「編集」という視点を知った。逆に言うと、それまでは知らずに来た。そして「編集」について考えるようになった。いったいなんなのだと。

少しわかってくると、「あれ、わたしもしてるな、編集」と思うようになってきた。


たとえばお店づくりの中で

「どこのだれに、なにを、どれくらい(規模)とどけるか」というのを基に、 自分が持っている技術と知識、経済力、信頼、時間、それらを使って叶えるために考えた。 

シングルマザーで子供がまだちいさかったので、働く時間が半分で、収入を倍にするにはどうしたらいいか考えて、決めた。

秀でた能力ややりたいことがない中で、自分のちからと時間をを最大限に活かすために濃縮して絞って出した。


たとえば子育てのなかで

こどもが持って生まれたもの、原液のようなものを見て、それを伸ばすには何をしてあげたら良いか、何と組み合わせたら活きるか をいつでも考えていた。

 絵が上手なこと、ひとによろこんでもらいたい気持ちがつよいこと、友達には言えない思いやビジョンがあること、それらを外に出してあげるには、絵画教室でもコンクールでもないなと思って、ほぼ日のマンガ大賞に応募した。入賞して連載をはじめたことで、学校以外の居場所をつくってあげることができたし、親のわたし以外に認めて褒めてくれるおとなができた。おとなと一緒に「仕事」を することで、働くことはイヤなことではないとみせることもできた。

 学校だけが世界ではないと、視野をひろげてみせて、彼女自身の力を最大限に発揮できる場所をみつけてあげることができたのは、わたしの編集力だったと思う。


ただ、「編集」が大事なことはわかったけれど、そのちからを伸ばすにはどうしたらいいかはわからなかった。そんなとき、ほぼ日である対談を読んでいたら、糸井さんと細野晴臣さんのやりとりのなかでこうあった。

糸井:(前略)同じことをしていても、ミュージシャンにならずに、聞き手だけで終わっていく人と、ミュージシャンになる人とに分かれますね。

細野:その分かれ目はあります。いまこの話を聞いているみなさんの中にも、天才がいっぱいいるとぼくは思います。ただ、残念ながら表現ができない。表現の手段を勉強していないのです。やっぱり、これは勉強ですから。


この文を読んで、「あ、勉強か!」と思った。勉強に縁のない人生だったので思いつかなかったけれど、勉強ってこういうときにするんだとようやくわかった。

そしてちょうどその時に目にした「コルクラボ」に迷わず応募した。


佐渡島さん率いるコルクラボでは「コミュニティ」「コミュニティプロデューサー」ということばがキーワードとしてよく出てくる。

わたしにはまだぼんやりとしか見えなくて、これからどこに行き着くのかとても楽しみなのだけど、今の時点でなんとなく見えているものを書いておくと、

「無関心の人をふりむかせるのはあとからついてくることで、「好き」を持ち寄る居場所をつくることが先。楽しんでいる姿を見せることが、周りを巻き込むいちばんの手段である」

というのが、わたしがたてた仮説だ。

そんなことはみんなわかっている当たり前だと言われるだろうけれど、ここに行き着きたいと思う理由は、わたしは、年下のひとたち(こどもも20代も30代も)が、わたしたちおとなが楽しむ姿をみて、憧れて、おとなになるのがこわくない、おとなになりたい と思えることを信じているし、身をもって証明したい。おとなの役割はそこにある。という思いにある。

わたしが「編集」のちからがほしいと思ったのは、「編集力で居場所をつくる」ということに尽きる。それは、今までは自分のための居場所だったように思うけれど、これからは、自分以外の誰かのために使いたい。それがおとなだから。


今の時点での結論が、なんだか自己チューでだいぶとんちんかんではあるけれど、今後の半年で何が見えてくるのか楽しみだ。

広くて浅いやつもう Good night って言われないようにがんばる。


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クッキー屋「SAC about cookies」経営。あーちん(17さい)の母。あーちん:イラストレーター/ほぼ日「たべびと」連載。http://www.1101.com/tabebito/index.html

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コメント2件

編集という発想、興味深いです。
からのSuchmos、ステキです。
編んで集める。何を集めて何を描くかは自由。自由の中に見つけた自分を肯定できるように、未来をもっと自由にさせてあげたいですね。
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