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しりとり俳句(92)

最近の寒暖差はものすごいですね!
さて今週のしりとり俳句は
部活シリーズがありますよ♪

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第92回は、2/19~2/25(1922~1942)全21句

1922. 杖ふつて呪文唱える雛の間
    雛の間(仲春)ち

1923. まんさくを抱ふる人や始発駅
    まんさく(初春)し

1924. 駅前の小さきパン屋花ミモザ
    花ミモザ(初春)さ

1925. もさもさと小鳥の巣より顔二つ
    小鳥の巣(三春)ち

1926. 立子忌や子のままごとを見てをりぬ
    立子忌(初春)し

1927. ぬりぬりとクレヨンの青うららけし
    うららけし(三春)さ

1928. 化粧水ほのと香るや花見月
    花見月(仲春)ち

1929. 接木せし鉢一列に並びをり
    接木(仲春)し

1930. 便箋の淡藤色や春の宵
     春の宵(三春)さ

1931. 良い良いと言はれて育つしらをかな
    しらを(初春)ち

1932. 納め針ピンクッションは母ゆずり
    納め針(初春)し

1933. 擦り切れしジーンズの膝春の海
    春の海(三春)さ

1934. 水菜切るぱららと茎の崩れけり
    水菜(初春)ち

1935. すれすれに決めるゴールや春疾風*
    春疾風(三春)し

1936. テニス部のコートの隅の草若し*
    草若し(仲春)さ

1937. 春光やバレー部員の腕に痣*
    春光(三春)ち

1938. 朝寝して五と七と五と浮かびけり
    朝寝(三春)し

1939. ヒヤシンス仕事帰りの歯医者かな
    ヒヤシンス(晩春)さ

1940. 遮断機の降りてしばらく犬ふぐり
    犬ふぐり(初春)ち  

1941. クリームはバニラの香り春の昼
    春の昼(三春)し

1942. 昼霞新郎新婦乗せて馬車
   昼霞(三春)さ

     ・・・・・・

さてわたしは、先週と今週と同じ梅林公園へ行ってきました。
ニュースで今年は梅の開花が二週間程早い!というので慌てて行ったのですが、山のふもとだからか先週はまだ半分くらいしか咲いておらず、
今週はほとんど咲いていましたが、蝋梅がこの寒暖差のせいなのか去年とは違い黒い筋が花弁に出ていてびっくりしました。
あとメジロはまだ来ていませんでしたね。違う種類の鳥が鳴いていたのですが遠すぎて特徴を捉えられず。鳴き声で分かるようになりたいなぁなんて思いました。帰り道に山へ逃げ込む猿は見ましたよ(笑)。

梅の美しさに気がつき、つくづく俳句を始めて良かったと思います。
枝も花も桜より力強い感じがしますよね。
今年は思いがけず娘のピアノの先生のお庭の梅もいただき、キッチンに飾りものすごく癒されました。

それでは、いつもありがとうございます♪

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