見出し画像

しりとり俳句㉓

しりとり俳句の日曜日です!
今回は間に合いました(笑)。

そしてなんと!とうとう500句を超えました!!
さて、誰の句が500番でしょうか?!

まず一句目、先週お二人のの切れ字「よ」に乗り遅れた私の句からスタートです!(笑)

「さち・ちり・しの・しりとり俳句」
(下五・下二字、または一字でしりとり)
5月19日スタート、あっという間に40句以上。
ただ呟いているのももったいないので、記録に残こすことにしました。
第一回は、5/19~5/30分。12日、全45句。
季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃

しりとり俳句①」より

第23回は、10/23~10/30(481~502)全22句。

481. たまに来て得する人よ小鳥来る
   小鳥来る(仲秋)さ

482. 胡桃パンふわりこんがり猫のひげ
   胡桃(晩秋)し

483. 敬老日トレンドの服着こなせり
   敬老日(仲秋)ち

484. 林檎剥くかくかくかくと角残し
   林檎(晩秋)さ

485. 古書店のリルケの詩集銀杏散る
   銀杏散る(晩秋)し

486. 散る雀また集まりて落穂拾ひ
   落穂拾ひ(仲秋)ち

487. ロイヤルブルーのリボン解く深秋
   深秋(晩秋)さ

488. 幽谷ゆうこくのソグネフィヨルド冬近し
   冬近し(晩秋)し

489. 頭文字ひとつ残さる鵙の贄
   鵙の贄もずのにえ(三秋)ち

490. 煮えばなの土鍋の香り秋の夕
   秋の夕(三秋)さ

491. ユーチューバー紅葉の錦を巡りゆく
   紅葉の錦(晩秋)し

492. ゆく末を案じるよりもとろろ汁
   とろろ汁(三秋)ち

493. 知る人ぞ知るみち行きて茸とり
   茸とり(晩秋)さ

494. 取り敢えず今日のうちには冬支度
   冬支度(晩秋)し

495. 宅配の足どり軽き夕紅葉
   夕紅葉(晩秋)ち

496. 短めの前髪の人レモン切る
   レモン(晩秋)さ

497. キルト刺繍灯火親しむ細き指
   灯火親しむ(三秋)し

498. 指先を送信ボタン秋さびし
   秋さびし(三秋)ち

499. ひしめきて吾子を探すや運動会
   運動会(三秋)さ

500. 貝割菜おりこうさんの背比べ
   貝割菜(仲秋)し

501. ラベルまで手作りのジャム林檎園
   林檎園(晩秋)ち

502. 円を描く筆の運びや秋霞
   秋霞(三秋)さ

     ・・・・・

記念すべき500番は紫乃さんでした♪
おめでとうございます!!(笑)

今週は標語っぽい句シリーズ⁈という
展開もありましたが、しりとり俳句ならではということで(笑)。 

今週のお気に入り♪

紫乃さんは
482. 胡桃パンふわりこんがり猫のひげ

猫の形の胡桃パンだと思いつつ、
猫好きとしてはあの猫のひげの乾燥したようなカリカリ感(笑)を想像して、めちゃめちゃ響き合ってます♪

ちりさんは
501. ラベルまで手作りのジャム林檎園

ラベルも手作りの方がジャムも美味しそうと感じる心理(笑)。書いてなくてもそのラベルから、無農薬やこだわり、などが浮かびますよね。ラベルもみんなで一生懸命考えたものなんだろうなぁと。温かみもありますね!

自分の句は
484. 林檎剥くかくかくかくと角残し
まさに実景なので(笑)。

さて秋もいよいよ終わりに近づいてきましたね。
あといくつ秋の季語に出会えるでしょうか☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?