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図解 地政学入門

「川を上れ」、「海を渡れ」筆者の基本的なスタンスを元に書かれた
本。

今地政学という言葉が注目されている。
地政学とは、「地理的な条件に注目して、軍事や外交といった国家戦略、また国同士の関係などを分析、考察する学問」。

国と国が今までどんな関係にあったか、歴史を持っているのか、今後どうなるのかなど、歴史的事実データもとに考えることだと考える。

政学入門を読んで歴史を振り返ると現在が見る。
今の現在の各国の思惑がありありと分かる。
その国の今から100年前200年前のことを調べると、なぜ戦争するのかもわかる。
ヨーロッパ諸国は戦争の歴史である。だから今戦争を止めようと話し合いで解決しているが、ウクライナとロシアの戦争でどうなるかわからない。
独裁国家は民主国家よりも戦争を犯すリスクが高い。プーチン大統領を見ればわかる。
今の中国や北朝鮮を見ればわかる。独裁国家よりも民主的な国家のほうが、戦争を起こすリスクが少ない。

色々な戦争反対の声があるが、何が正しいのか何が説得力あるのかは歴史のデータを見る。
諸外国との関係を見て話すのが筋である。
情緒で話しているのではお話にならない。それらのことを教えてくれている本であると思う。
事実と諸外国の考えや発表と歴史を見る。
そして、考える、調べることそれが大切。
そうなると、今のニュースが、コメンテーターが言っていることは、いい加減なことがわかる。

結局 疑問を持て、そして歴史を調べろ、過去の出来事を調べろ、海外ではどのようにとらえられているか調べろ、そして知識を深めろということを
述べているのだろう。


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