見出し画像

開示文書が来た! 初めての開示請求③

先月初めて挑戦した情報開示請求。
少し前に文書1枚が開示されるという通知を受けて到着を待っていたのですが、昨日、ついに届きました!

もともとは、以下のような件に強い疑問を持ち請求をかけていたのです。

ツイート用

先日、事前に届いていたのがこの<一部開示決定通知書>。

開示決定書

開示された文書、その気付き

それを踏まえて昨日届いたのがこれです。
池袋警察署が報道各社に通知した<報道発表資料>と思われる文書です。

開示結果

菅原氏の肩書は<国家公務員>としか書かれておらず、メディア報道による肩書がなぜそろって書き換えられたのかについての手がかりは結局何も分からず・・・

私が情報開示請求をした翌日、この人物が内閣府から復興庁に出向中であることが日刊ゲンダイで報じられていました
ただ、この記事はすごく中途半端なような気がしなくもありません。
犯行に及んだという5月27日から逮捕される7月19日まで2か月弱ありますが、この人物が出向したのはいつなんでしょうか・・?

一方で、このメディア向けに出された文書には色んな気付きがありました。

番地以下は黒塗りされていますが、黒塗りされているということはこの文書自体には住所が全て記載されていたことを意味します。
こういう情報を元にメディアはターゲットとなる人物の自宅にまで押しかけてカメラを回し、そういうものがTVなどで流されるということですよね・・・。
いくら犯罪の被疑者であったとしても、守られるべき権利はあると思うし、どこか気味悪さを感じずにはおれません。

ちなみにもう1パターン請求をかけていた、警視庁がこの件に関して<入手した>文書は存在しないということでした。

非開示決定書


初めての開示請求をしての感想

目的の肩書についての件は解明できませんでしたが、普段目にすることのないものを見たことで気づき、違う視点を得られるというのはやはり自分やってみないと分からないことです。

あと具体的なことは控えますが、この文書の写しを郵送で交付してもらうにあたり、警視庁情報公開センターの方には私の要望に基づきとても親身になって対応していただきました。
今回の件だけで情報センターの方とは3度お電話で話す機会があったのですが、現場の公務員の方の丁寧な仕事ぶりに親しみも沸いたりして。。

目下仕事が超繁忙期で、なかなか日々のニュースなどに目を向ける余裕もないのですが、今後も気になるテーマを見つけて時々開示請求をやっていけたらなぁと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?