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時間とエネルギーを浪費した話

今の仕事は本当にやりたいことではない。
かと言って、本当にやりたいことが何かは分からない。
だから、興味が湧いたものは何でもやってみよう。

しかし、そんな運任せのやり方では見つからない。
色々試したくなる気持ちも分かるが、冷静に考えると、それはただの時間とエネルギーの浪費になっているかもしれない。

ということで、今回は、
色々試してみたが何も見つからなかった私の実体験をお伝えする。

ブロガーに俺はなる

小学生の頃は毎週末、日記を書くことが宿題であった。
その文章指導を母親が何回もしてくれたこともあり、私の日記はよく学級通信で紹介された。
その経験もあり、私は文章を書くことが好きになった。
だから、ブログ(note)を通して、自分の思いを発信していこうと決意し、書き始めた。

しかし、思いつく内容はマイナスイメージのものが多かった。
例えば、「こんなの教師の仕事じゃないよね?」というような仕事の愚痴や、
「教師としてその考え方って変じゃない?古くない?」というようなことばかり。
そう、私はここ(note)を愚痴を吐く場として捉えていた。
それに、「どんな人に何を伝えたいか」というテーマも決めていなかった。
だから、書くこと自体が苦痛になり、すぐに辞めた。

YouTuberに俺はなる

私は日頃からYouTubeをよく観る。
YouTubeには本当に面白いチャンネルがたくさんある。
しかし、話し方や言葉の使い方が気になることがあった。
また、映画レビューにおいては、私とは語る視点が違うなあと感じた。
つまり、こう思った。

私ならこう話すのになあ
私ならその映画をこの視点で語るのになあ


それに、自分の意見を言語化し、伝えることは好きだった。
そして、ついにYouTuberとしてデビューした。
ブログで失敗した経験を生かし、チャンネルのテーマも決めた。
それは、「映画をザクっと紹介し、映画の魅力を伝える」こと。
収録する用のマイクも買った。

しかし、すぐに問題に直面した。
それは動画編集だ。
編集がとにかく面倒くさい。楽しくない。

話す原稿を考えることは苦ではないが、
動画編集は苦行でしかなかった。

それに加え、再生回数やインプレッション、再生時間の結果も良くない。
何事も最初はうまくいかないものと分かっていても、労力に合わない結果に絶望していた。
だから、10本目で動画投稿を辞めた。

英検1級取得者に俺はなる

親の勧めで小さい頃から英語に触れていたこともあり、英語の勉強をすることは好きだった。
資格では、TOEICは集中力が続かなくて大した点数は取れなかったが、英検は準1級まで取得した。

でも、1級の取得に対しては億劫になっていた。
「1級に出てくる単語はネイティブも使わないものもある」
というどこの誰から聞いたか分からないような迷信を言い訳にし、準1級で満足していた。

しかし、きっかけは全く覚えていないが、ふと気が変わり、1級取得を目指すようになった。
単語帳と教本まで買って、勉強を始めた。

最初の3か月くらいはやる気に満ち溢れていたが、それも長続きしなかった。
その理由は自分でもはっきりと分かる。
それは、目的がなかったから。
具体的には、「1級を取った先に何がしたいか」が何も無かった。
1級を取ることが目的になっていたのである。

もちろん、その目標だけでも頑張れる人はいるだろう。
しかし、その時の僕は(というか今もだが)それだけでは頑張れない。

だからモチベーションも続かず、勉強も辞めてしまった。

自己分析

【ブログ】
◯自分の意見を文章として発信するという「好き」と「得意」を活かせた。
✖︎「どんな人に何を伝えたいか」という「目的」が欠如していた。

【動画投稿】
◯自分の意見を発信するという「好き」を活かせた。
◯動画投稿の「目的」を設定した。
✖︎編集作業が苦痛だった。「得意」を活かせなかった。

【英検勉強】
◯新しいことを学ぶという「好き」を活かせた。
✖︎資格取得という手段が目的になり、「本当の目的」が欠如していた。

まとめ

自己理解プログラムを受講した今ならはっきり分かる。
本当にやりたいことは、「好き」×「得意」だけでは見つからない。
この2つの要素に加え、「目的」(自分が大事にしていること)を掛け合わせる必要がある。
これについては、『自己理解プログラム』の公式サイトで分かりやすく紹介されているので、詳しくはそちらでチェックしていただきたい。

もちろん、こんな簡単な分析はプログラムを受けなくても分かるという方もいるだろう。
しかし、それは他人事だからかもしれない。

今の仕事に満足していない人、
今の人生に満足していない人、


まずは、自分の状況を冷静に分析してみてください。その際の判断規準は以下の3つ。

・その分野は、あなたの好きなことですか?
・その業務は、あなたの得意なことですか?
・その目的は、あなたの大事なことですか?


今がこれからの人生で1番若い時です。
時間とエネルギーという限りある資産を、
あなたが本当にやりたいことに注いでください。

もし、自力でするのが難しい場合は、前述の『自己理解プログラム』が手助けしてくれます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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