幸せになりたければ○○しなさい。①
はじめに・・・
『一時間、幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。三日間、幸せになりたかったら、結婚しなさい。八日間、幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。永遠に、幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい』
それぞれに当てはまる単語には諸説あり、上記の言葉も意訳や誤訳で本来の物とは異なるらしいです。『幸せになりたければねこと暮らしなさい』そんな本も出ています。(すみません。私まだ読んでないです。)
実際、私もこの文のタイトルの○○を猫と暮らしなさいにしようかと思って書き始めた程です。より正確に言うなら猫を愛しなさいですかね。私の人生に大きな変化とキッカケを与えてくれたのが、まさに猫だったのです。
猫との出会い
私は現在三匹の猫と共にいます。その三匹の内、初めの一匹と出会う以前。今の奥さんと共にほぼ同棲しておりました。平日は私の部屋に泊まり、休日は彼女の家に行く。そんな生活をしておりました。実はペットを飼いたい願望は元々あり(犬や文鳥、金魚に虫各種とは実家では共にいました。)何がいいだろうと調べたり見に行ったりを繰り返しておりました。時に彼女共に行き、ペットショップを巡り癒されて帰るなんて日もありました。
初めの一匹モカとの出会いは夏季休暇の終わり頃でした。この子が他店舗から近くの店舗に移ってくる情報と共に動画を見た時から会いたくてしょうがない気持ちになり、「こんな子おるねん。可愛いよなぁ。見に行かへん?」とアピールしながら、いざペットショップへ。普段見に行く時には店員さんに声かけられても抱っこは断り続けていた私。その時は抱っこを断る事なく受け取りました。生体代や今後の飼育費も含めて真剣に半日悩み、その日にゲージ、トイレから食事等一式購入し連れて帰りました。そしてその日から私は自分が借りていた一室で寝る事はなくなりました。そう彼女の家で私が飼っていました。引っ越しを決意し半同棲が同棲へと変わりました。
変化は続く
正直な話。私は飼い猫を溺愛しています。猫飼いさん達の多くがペットや飼い猫の表現を避けたり、違和感を感じる様に、私もつい「うちの子」と表現しますし、最初の一匹であるモカを迎える入れる時に「うちの子になるか?なったらうちの子以外にはもうなれないけどいいか?」と問いかけて抱き締めた事。そしてペットサロンやシッターを頼む際の条件や発情期の情報から避妊手術を決意した日に「モカ。ごめん。お母さんにはしてあげられへんし、子どもは持てへんねん。一生俺の娘として生きてくれ。」そう言って涙して抱き締めた事もありました。なんなら宿泊勤務で一晩会えないだけでどうしてるだろうと涙してた日もありました。そう自分でもここまでこの子に気持ちを注ぐとは思っておりませんでした。この子の為に出来る事をしたい。猫の事を知っておきたいとキャットシッター、キャットケアスペシャリスト、キャットフレンドリーパーソンの勉強も始めました。
うちの子はかしこい?
ネコ関連のYouTubeはちょくちょく見ておりました。『猫が好きな動画』のようなモカが喜ぶだろうか?と試してみた動画もあります。そんな中で色々な内容を彼女なりに学んだようで•••オヤツのねだり方はトニックさん所のロベルトゆずり。お座りとターン、そして可愛く一鳴きしてみせます。そして何よりも洋服への計り知れない興味と関心を持っておりました。特に奥さんと私がデートに行く日には私の服装を上から下までしっかりチェック。ため息ひとつこぼして不満のある点を凝視して見せたり、「じゃあ、どれ着たらえぇんよ?」と問う私に、スッと歩いていってちょこんと座る場所にはセンスの良い服。正直この頃はネコって凄いんだな。と素で思っておりました。ファッションチェックだけでなく、見たいYouTubeの新作アップロードのチェックもわりと細かいモカさん。最近のお気に入りは図鑑サイトのエンゴサクのごさくさんが投稿する北海道の景色。はじめネコチャンネルのオモチャが動く様子等だったりします。
子猫時代
パートナーと自分の勤務がズレている事もあり、よくモカも連れて送り届けた後、少しドライブして帰る事がありました。そんな帰りにキャリーバッグで抱えながら散歩して、オヤツ食べて帰るなんて日もありました。雑貨屋でおもちゃになりそうなものを眺めて帰ったり、時には服屋を覗く事も。目線の動きと表情見ながらモカの言ってる事を理解しながら楽しんでおりました。(当時はアニマルコミュニケーションは習得していませんが、表情と目力の豊かな子なので、この子だからわかるんだと思っておりました。)
えぇ。この時ですね。小学生の女の子に「猫ちゃん!わたしにもオモチャ見せて!!」と声かけられて恥ずかしくなったのは。機転の効いた声かけだったのか、真剣にモカと話していたのかは今となって思い出せないのが残念な所です。
八月(はづき)との出会い
モカとの散歩のコースにペットショップへオヤツを買いに行くってのもありまして、実はその時に八月とは何度か出会っております。2月のある日、透明ケースではなく外のゲージに出されているのを見かけます。少し気弱そうな優しそうな男の子に「あれ?会った事あるよね??」「この子ならモカと合いそうな気がする•••というか、モカの事知ってるよね?」そう思ったのが迎え入れる事を決めたキッカケでもありました。モカを一人っ子にするか多頭にするか悩み抜いた末の出会いでもありました。八月は何度か返品経験をされていたようではありましたが、私自身はモカがうちに呼びたくて八月が他所の子になるのを断ったんだな。と思っております。
いいじゃん?出してあげたら?
多頭飼いの対面は慣らして、気遣ってみたいな事はたくさん調べて警戒もしていたのですが、、、モカはぐいぐいと八月のもとへ向かいます。八月もみーみーと催促鳴き。最早「鳴いているよ?出さないの?」とのモカの意見をあっさり採用。寝る時こそゲージに戻ってもらいましたが、1ヶ月も持たずにあっさりとオープンで過ごされています。気付けばすっかりお姉ちゃん大好きっ子な八月です。
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