不定な定休 (徒然日記)

先日友人こと「先生」とハミダシGWの呑気な昼飯を食べてきた、と先日記した。
https://note.com/saboritai/n/n436d5a1b05ad

さて、この彼、行く先行く先の店を定休日にする能力を持ち合わせる男である。当然のようにこの日も、第一候補であった我々のオアシス的店は「クローズ」の札を高々と掲示していた。

彼の能力はすさまじい。遡るは2月、まだピチピチの大学生だったころ、第1候補の店、第2候補の店と連続して店休日にしてしまったほどである。ちなみに第1候補の店は2回目のトライであった。彼はすさまじい。

戻って、この日。この店の定休日は第3水曜日である。私は負けてたまるかと定休日は頭に入れ、初めて行くお店の場合は急遽休みになっていないか必ずチェックを入れる。

しかし、そのような準備はムダである。なぜなら彼自身の能力により店休日が発生するからである。

その日は木曜であった。間違いない、新聞でチェックし携帯でチェックし朝の情報番組でも木曜日と言っていたのだから。

しかしその店は休みであった。クローズの看板にはたしかに「第3水曜定休」と書いてある。私は持ち得るすべての軽蔑の感情を彼に注ぎ、彼が最近買ったイケメンな新車の税金が3倍になって今月末苦しめばいいのにと呪いをかけたが、当の本人は「仕方ないじゃないか、俺のせいじゃない」と常に彼が批判している政治家のような言い訳をして湖畔を眺めた。結果、その目線の先、湖の対岸にたまたまあったお店は急遽店休日になり、多くの人が困惑したという。

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