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掃除の手伝いにお小遣いをあげる、我が家のやり方

やるまで面倒、やったら気持ちいい、
それが掃除だな、といつも思います。

快適に過ごすために、掃除は必要なものですよね…(遠い目)

わかってはいるけど、そこまで時間と労力を割きたくない。

そんな我が家では、私がフルタイム勤務のため、土日に家族でいっせいに掃除をやっています。
小1、年少の子供たちには、「できれば手伝ってほしいな。お小遣いあげるから」と切り出します。

大人だけで掃除したらどんなに早いだろう…と思いながらも、子供たちとの掃除には2時間程で見切りをつけるようにしています。
それでも、お風呂、台所、床の掃除機、玄関、トイレがそこそこキレイなので満足です。

平日におもちゃが散乱しているのは、「にぎやかでよし!」と思うようにして、諦めるのも最近できるようになってきました。

子供たちにも掃除をしてほしいというのは、2つ願いがあります。

一つ目は、掃除のスキルを身につけてほしいということ。
私自身、小学生のときに「掃除機かけなさい」などガミガミ言われてきました。
イヤイヤやるので、掃除は”しなければいけないけど嫌なもの”になっていきました。
そして、どんどん掃除は遠のくばかり。

その後、一人暮らしをするようになって、自主的に掃除をするようになり、掃除が終わった後のスッキリ感を感じられるようになってきました。
最近では、掃除は算数の計算と一緒で、やってくうちに精度があがって早く、キレイにできる気がしています。
掃除は、”したら気持ちいいもの”に変わってきている嬉しさもあります。
…やるまでは面倒ですが。

子供たちにも、何回も掃除に触れることで、スキルアップを感じてもらえるといいなと思っています。

二つ目は、掃除を楽しんでほしいということです。
我が家では、子供たちがお掃除や家事の手伝いをしてくれたときは、お小遣いを渡しています。
例えば、お風呂掃除のお手伝いで10円、などなど。

これは、掃除のモチベーションアップのため、ごほうび設定としてやっています。
他にも、お掃除を手伝ってくれて、嬉しいという気持ちを目に見えるようにしたいと気持ちもあります。

お金のために手伝いをするのは、よくないという意見もあるでしょう。
確かに、私も家族が暮らす家の掃除をするのは当たり前だし、お金をダシにするのはいいんだろうか…とも思います。

でも、今は、お金を”掃除に関わるきっかけ”にしてもらえるといいなと考えるようになりました。
イヤイヤ掃除をするよりも、自分の意思で掃除する。その方が楽しいと思っています。
現に小銭を貯金箱に入れるのは楽しそうなので、50円一枚より10円五枚のほうが嬉しそうな様子も。

そして、金額は母の気分で変えていいことにもしています。
これは、モノの価値は一定じゃない、ということと、プラスアルファを考えてやってくれた時におまけしたいから。

例えば、マスクが品薄になったとき、マスクは高値で売られていました。
モノの価値はその時の相手の状況で変わるし、相手のためにならないと仕事にはならないと、最近考えています。

子供たちが高値をつけてもらうため、母の顔色を伺うようだとイヤだなとも思います。
でも、金額アップを狙って、私がお願いしたこと以上のことを考えてやってくれることは、相手がどうしたら助かるかを考える機会にもなっていいかな、と思うようになりました。

子供たちと掃除するのは、大変だし、面倒なこともあります。
時間がかかるし、細かいところまでキレイにとはなかなかいきません。

そこには目をつぶりながら、みんなで一緒に何かする時間が私は好きなので、これからも続けたらいいなと思っています。
あわよくば、掃除好きの子になって、家事の負担が減るといいな…。

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