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迷走していた私がWebライターを名乗るまで

突然ですが、現在Webライターとして活動されているみなさん。

どうしてWebライターになろうと思いましたか?

在宅で稼げる仕事がしたかったから?
文章を書くことが好きだから?
自分の得意分野を活かしたかったから?

人それぞれ、さまざまな理由があると思います。
Webライターになろうと思ったきっかけはさまざまでしょう。

私はなぜWebライターになろうと思ったのか?

こちらの記事でも少しお話していますが、実はそれ以前に私、いろいろとしくじっております。

なかなか方向性が定まらず、何をどうしようかとダラダラと思い悩み続けていたのです。


「いろいろなことにチャレンジしてみたい!」
そんな好奇心が、私自身を迷走させることとなってしまいました。

今回は、そんな私が「Webライターを名乗るまで」の長い長い道のりをお話したいと思います。

「在宅で何かしたい」と考えている、特に子育てママの参考に少しでもなれたらうれしいです。

しくじり1.「在宅で仕事」の方向性

在宅で仕事をしようと考えてWebライターを目指したわけですが、実際のところ「在宅=Webライター」と、スムーズに繋がったわけではありませんでした。

初めて在宅で仕事をしようと考えたのが3年前のこと。
このとき「クラウドワークス」に登録し、Webライターの仕事があることを知りました。

登録したばかりの頃、ちょうど私が書けそうなニッチなジャンルの案件募集を見つけて応募。

契約していただき1件仕事を受けてみましたが、「やっぱりライターは大変だな」と思い、このときはすぐに諦めたのでした。


その後は、児童英語教師の資格を取って、当時塾講師をしていた妹と一緒に起業しよう!と考えました。

ちなみにこれは学生の頃からの夢。
小学3年生のときから英語塾に通っていたので英語は大好きで、歳の離れた妹もいた私は子どもも大好きでした。
「英語×子ども」が叶う仕事である児童英語教師はかねてより魅力に思っておりました。

しかしこれは塾講師経験ありで、かつ英語も私より堪能である、妹ありきの起業計画だったので、いろいろなことがありおじゃんになりました。

この時点では在宅で仕事をしたかったというよりは、自分で何かして起業したかったというのが一番大きかったのかもしれません。

この時期が、シングルマザーを経験し、再婚したという底辺と頂点を経験した後のことなのです。

子どもを育てながら働くことは大変であることを、よーーーくわかっていました。

シングルマザーになっても頼るところがなかった私は、子どもが熱を出したときに仕事を休むしかなかったのです。


だからこそ、「もしもこの先またシングルマザーになっても、自分の都合でいつでも休むことができる仕事」について、もやっとですが考え続けてきたのでした。

児童英語教師を諦めたあとは、自らが「勉強してみたい!」という思いで取った、「チャイルドカウンセラー」や「心理カウンセラー」の資格などを利用して何か仕事ができないか、ココナラで自分のスキルを売ってみようか、などと考えたこともありました。

こんな風にいろんなことを考えてしまい、とにかく「自分が何をしたいのか」、方向性が定まらなかったです。

しくじり2.すごい人たちの存在を知ってしまった

起業するとか、ココナラで自分のスキルを売ろうとか。

いろいろ考えた結果、「何をするにしても宣伝できるツールがないといけないな」と考えた私は、ひとまず5年ほど前に登録したままろくな呟きをしていないTwitterのアカウントを使ってみようと思い立ちました。(この時点でやり方間違っとる……。)

Twitterを始めてみると、副業が本業の収入を超えている人やブログのアフィリエイト収入で生計を立てている人、子育てしながらSNSで月収何百万とか稼いじゃってるママなどなど、とにかくすごい人たちがこの世の中にはいるのだということを知ってしまいました。

そしてあろうことか、いろんな人のいろんなやり方を見ているうちに

「あれもいいな。その手があったか!」

なんて、いろんなところに気持ちが行ってしまって

「とりあえず何事もやってみないと始まらない!」と思ってしまった私は、それはそれはいろんなところに手を出してしまいました。

インスタ、楽天room、ブログ、スタエフ……。


しかしどれも気持ちが定まらないままやっていたので、

「何を極めたらいいのか分からない」
「何を目指したらいいか分からない」


という最悪の状態に陥ってしまいました。


仕事を辞めてから出産直前までの約2カ月間、いろいろやってはみたもののこれじゃだめだ!と思い、Twitterもインスタもひとまず削除。
(スタエフは削除方法が分からずそのままですが)

方向性が定まらず、自分の書きたいままに書き連ねていたブログも、一旦すべてを下書きに移すことにしたのでした。

自分が何をしたいのか真剣に考えてみた

そんな状態で次男の出産を迎えた私。
新生児のお世話で日々寝不足になりながらも、「自分が結局何をしたいのか」というのを真剣に考えてみることにしました。

・次女と次男を保育園に預けて「働きたい」
→次男の出産前まで働いていた仕事(コンビニのパート)は辞めてしまったため、それまで保育園に通っていた次女が幼稚園に行くという選択肢が浮上。

しかし「働き続けたい」という思いが強くあったため、幼稚園に入れる気はあまりありませんでした。

そうなると、次男が2カ月の頃には何かしら仕事をしなければならないという状況に追い込まれていました。

・4人の子どもたちの負担にならないような働き方がしたい
→特に小学生たちは、コロナ禍で学童の利用ができなくなってしまったときに、おうちでお留守番をさせるなどの負担をかけていました。

さらに上記の保育園問題もあり、「0歳児のお世話をしながら仕事ができる」のはもう在宅ワークしかありませんでした。

4人の子どもを抱えた今、在宅で稼ぐことを一時的なものだけにとどまらず、「おうちで仕事をする」を目標にすることにしたのです。

・在宅で何をするか
→在宅で仕事をすると明確に決めた後は、「在宅で何をするか」が課題となってきました。
このとき、唯一登録していたクラウドソーシングサービスである、「クラウドワークス」の存在を再び思い出したのでした。

「ここで在宅ワークを探してみよう」

最初はライター案件に絞らず、在宅初心者の私でもできそうな仕事がないか、クラウドワークスで毎日案件を眺めていました。


しかし本当にただ眺めているだけ。
まだこんなに小さい息子のお世話をしながら、経験もスキルもない私にいったい何ができるのだろう?と考えてしまうと、応募しようにも踏みとどまってしまう日々でした。

そんな中、1件だけとても興味深い案件の募集があるのを発見。

記事単価での募集でしたが、文字数が決められているので換算すると1.2円。
しかも初心者ライターOKの、子育て体験談記事ではありませんか!

これならば私にもできそうだし、やってみたい!と素直に思い、すでに50人を軽く超える応募者がいましたが、意を決して応募してみることに。


応募から約2週間。連絡がないのでやっぱりダメかと諦めかけていた年末のとある日。

「まずはトライアルで1記事お願いします」との連絡が!


このときはとても嬉しかったです。
いや、もう嬉しいなんてひとことでは言い表せません。

一気にやる気に満ち溢れた瞬間でした。
とっても単純にも見えますが、この仕事をいただいてから私は

「そうだ、Webライターやろう」と思うように。

そして2021年1月より、自身を「フリーランスのWebライター」と名乗ることにしました。

Webライターを名乗ってから3カ月が過ぎた今

フリーランスのWebライターを名乗り始めて、早いもので3カ月が経ちました。

とはいえ1月はWebライター検定3級の勉強を、2月はWebライター検定2級の勉強をしながらだったこともあり、これまでに5件しか案件を受注していません。

記事にしてたったの9記事分。

Webライターとしての経験も稼ぎも、まだまだこれからです。

Webライターを名乗るのは、まだ早いのかも。
そんな葛藤も、ときに生じます。


そんな私ですが、先日受験したWebライター検定2級に見事合格することができました。

本当にここに来るまで遠回りをしすぎたけれど、Webライターという仕事に辿り着けて、心の底から「よかったな」と、今では思っています。


これからは私のこれまでの経験や知識を活かしつつ、ライター活動を続けていきたいなと思います。

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