見出し画像

乗り越え、励ます人

産婦人科医の女性が妊娠すると自分の妊娠・出産について
あまり多く語らなかったり、
出産が無事に終わるまではSNSにあげない 
という方が非常に多いと思います。

妊娠は何があるかわからない。
だから、産婦人科医としてだけでなく
女性としての自分の立場からもあまり語らない。
 というのは非常に気持ちがわかりますし、
 その選択は尊重されるべきだと思います。

ただその中で
自身の妊娠⇨流産の経過をインスタグラムであげている
産婦人科医の方を先日見かけました。

とても素敵な先生でずっとインスタグラムでフォローさせていただいていた方で
仕事に、プライベートにいつも輝いていて素敵な先生です。

自身の妊娠、流産について語るのは
勇気がいることだったかと思います。

それでも、産婦人科医として、そして一人の女性として
自身の経験を共有することで
多くの人を救っているのではないでしょうか。
(彼女の姿を見て、産婦人科医として、
自分はどうあるべきか考えさせられました。)

妊娠初期の流産は8−15%程度と言われており
意外に頻度が高いです。

きっと同じように悲しい思いをした人が多くいると思います。
産婦人科医でもどれだけ知識があっても
流産を避けることができるわけではないのです。

お子さんを連れて幸せそうに歩いているその人も
もしかしたらこういった経験を乗り越えているのかもしれないし、
もしかしたら、治療をしているドクターも同様の経験をしているかもしれない。

もし、流産を経験し
自分だけ上手くいかないと思ったり、
自分を責めてしまっていたら 
そのことを思い出して欲しいと思います。

その上で、
「頻度が高いので仕方ない。」という言葉や
「多くの人が経験しているから。きっとあなたもいつかは、大丈夫」
では 語れず、癒されない辛さがあると思います。

そんな時に彼女の立ち直る姿から勇気をもらえるかもしれません。

そして、なかなか直接伝えられなくても
陰ながら 本来の姿に戻れるように願っている人が必ずいるはずだと思います。

https://note.com/sabobo0406/n/n6b27e7dee99a







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?