2023/10/26(木)のゾンビ論文 ゾンビ作品の感想文とゾンビアリ本の紹介のみ

ゾンビについて書かれた論文を収集すべく、Googleスカラーのアラート機能を使っている。アラート設定ごとに、得られた論文を以下にまとめる。

アラートの条件は次の通り。

  1. 「zombie -firm -philosophical -botnet -xylazine -biolegend -gender」

  2. 「zombie -firm -philosophical -DDoS -xylazine -biolegend -gender」

  3. 「zombie -firm -xylazine -biolegend」(取りこぼし確認)

検索条件は次の意図をもって設定してある。

  • 「zombie」:ゾンビ論文を探す

  • 「-firm」:ゾンビ企業を扱う経済学の論文を排除する

  • 「-philosophical」:哲学的ゾンビを扱う哲学の論文を排除する

  • 「-DDoS」/「-botnet」:ゾンビPCを扱う情報科学の論文を排除する

  • 「-xylazine」:ゾンビドラッグに関する論文を排除する

  • 「-biolegend」:細胞の生死を確認するゾンビ試薬を使う医学の論文を排除する

  • 「-gender」:ジェンダー学の論文を排除する

また、検索条件3では、上記の検索キーワードで不必要にゾンビ論文を排除していないかを確かめる。

今回、それぞれのヒット数は以下の通り。

  1. 「zombie -firm -philosophical -botnet -xylazine -biolegend -gender」二件

  2. 「zombie -firm -philosophical -DDoS -xylazine -biolegend -gender」二件

  3. 「zombie -firm -xylazine -biolegend」三件(差分一件)

検索条件1,2は書評と菌類学が一件ずつだった。


検索条件1「zombie -firm -philosophical -botnet -xylazine -biolegend -gender」

アン・エンド 私たちが今たっている場所:第一巻|特別版

一件目。

原題:An End; Where We Stand Now: Book One | Special Edition.
掲載:Foreword
著者:John M. Murray
ジャンル:書評

Brandon Pawlicki作の『An End』の読書感想文。査読された論文でもなく、読書感想サイトに掲載されている書評なのでそう呼んで差し支えないだろう。

『An End』はゾンビの現れた世界で一人の女性が生き抜く話らしい。

ジャンルは書評。何か特定の観点から作品を批評するものを評論、作品(特に本)を全般的な批評…つまり感想文を書評と区別することにする。


菌は育つ

二件目。

原題:Fungi Grow
掲載:School Library Journal
著者:Maria Gianferrari と Diana Sudyka
ジャンル:菌類学

Maria Gianferrari著、Diana Sudykaイラストによる『Fungi Grow』の紹介。もちろん、ゾンビアリが出てくるために検索に引っ掛かった。

ジャンルはもちろん菌類学。



検索条件1-2の差分(差分なし)

「DDoS/botnet」で検索結果に差異が生じるか調べる。

今回は差分がなかった。もうずっと差分を見ていない。GoogleスカラーがAI機能か何かで勝手に消しているのだろうか。



検索条件4「zombie -firm -xylazine -biolegend」

上記の条件で誤ってねらいのゾンビ論文を取りこぼしていないかチェックするために、こちらの検索結果もチェックしておく。ただし、ゾンビ企業とゾンビドラッグ、ゾンビ試薬は排除されるように設定してある。

深層畳み込みニューラル ネットワークに基づくソーシャル ネットワークにおけるリアルタイムの異常行動検出

原題:Deep convolutional neural network based real-time abnormal behavior detection in social networks
掲載:Computers and Electrical Engineering
著者:Dinesh Mavaluruを筆頭著者として、七名
ジャンル:情報科学

「-gender」で排除。Referenceに"Social networks, gender, and friending: an analysis of MySpace member profiles"という論文があったため。



まとめ

検索条件1,2は書評と菌類学が一件ずつだった。

Googleアラートのメールからこの二件のリンクをクリックすると、どちらもGale Literature Resource Centerというサイトに飛ばされた。

アン・エンド 私たちが今たっている場所:第一巻|特別版

菌は育つ

Googleスカラーのような論文掲載サイトのようだ。今までもGoogleアラートのメールからGaleに飛ばされたことは何度もあり、そのたびに掲載誌や著者などから実際の論文掲載サイトを探し出す必要があり、大変面倒だった。そのうえ、Galeが掲載している記事は論文よりも書評やニュース記事の性格が強く、本物のゾンビ論文どころかゾンビ論文にすらたどり着けないことがほとんどだ。今回も書評・本の紹介だったし…。

Galeが出てきたら問答無用で没にしようか。

今回はねらいの論文がなかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?