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葛西臨海水族園へゆく

ここ数年、初日の出の写真を海沿いで撮ることが増えた。場所は豊洲、新木場、葛西など東京湾が中心だ。防寒装備に身を包み、電車を乗り換え、現地で夜明けを待つ。といっても、とりあえず早起きできたら行ってみよう!なノリがほとんどだ。

見様見真似の趣味の写真は毎日撮るほどではないものの、一定のペースで自分なりに楽しく面白く感じることは多い。そんなこともあって、1年で一番新しい日は何でもいいから撮りたくなる。それが始発電車に乗る動機なのかもしれない。

先日、そんな初日の出の写真を見たお師匠と葛西臨海公園の話をしていたら、今度そこへ行ってみたいということになった。冬の海の寒さを覚悟したが水族園はほとんどが屋内。公園や海岸は風もなく気温高めの晴れた日ということもあり、相も変わらずまったりな平日を過ごした。

賑やかな夏もいいけど、静かな冬もいい。そんな一日の記録。

葛西臨海水族園といえば入り口にあるガラスドーム。水族園は老朽化に伴い、規模拡大の工事がまもなく始まる。その際に取り沙汰されているのが、象徴ともいえるドームをどうするのかという問題。解体の可能性もあるらしい。

メインとなる巨大なマグロの水槽には衝突死防止のため黄色いテープが格子状に貼られていた。そういえばと、かなり前のニュースを思い出した。

マグロ特有のメタリックな流線型。生きた魚ではあるが、まるで機械のようにギラギラと輝いて見えたのが印象的だった。何かの訓練だろうか、展示中に職員たちがスクーバで潜水していた。

海鳥のエリアでは餌やりタイムに遭遇した。飼育員がマイクで話しだした途端に海鳥たちが縦横無尽に水面を走り回ったり、水中を泳ぎ回ったりでテンションMAXな様子。これがコミカルで笑いが止まらなかった。飼育員の話によるとマイクの音で餌の時間がわかるらしい。ほとんどの海鳥が我先にと水中に投げ込まれた餌に食らいつく一方で、それらの餌に見向きもしない個体もいた。そのがっつかない佇まいがなんだかカッコよかった。でも、もしかしたら体調が悪かったのかもしれない。

ランチのハンバーグが想像よりもうんと美味しかった。デパートのレストラン街で食べるハンバーグよりも好きな味と歯ごたえ。大きめの唐揚げも付いてて栄養満点。最高!

締めはペンギンで。コウテイペンギンは特定の単語を並べて鳴いているよう。挨拶なのか会話なのか独り言なのか。会話ができたらきっと楽しいはず。そんな未来が訪れたら面白いよね。

久しぶりにテキスト形式にしてみた。たくさんの写真を載せるときにはこの形式もいいかもね。文字が大きくて読みやすそう。


ということで、おしまい!


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