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試し塗り(色見本)するよ!!

なんだか色見本が上手く作れるようになった気がするからメモをつくるよ~。


色見本、必要?

まあまあ必要。
なぜならばCtrl+Zが使えないので事前情報として紙に塗ったときどんな色になるのかは抑えておきたい。
店頭の色見本も蛍光灯に当たってるので色褪せたり、画面越しの色見本は画面毎に違って見えるから正確な色見本は自身の手で見て触って産み出されるんじゃないかな~~~。
あと絵の具毎にある特徴(例えば水に溶けやすいとか粒状化するとか)を捉えるのに一役買うのでやっぱりやっとくと上達に繋がるとおもいます。

道具

必須アイテム
・絵の具
・パレット
・紙
・筆
・綺麗な水

便利アイテム
・ネジザウルス
・マスキングテープ

絵の具をチューブから出す

クリスマスプレゼントでホルベインの透明水彩というのを見かけたのでオススメできそうな色を見繕いました!!!

旧デザインのチューブ、蓋が開けにくい

左から
・ペリレンマルーン
・パーマネントマゼンタ
・シャドーグリーン
・ニュートラルチント
・マリンブルー
・バチダーブルー
もしかしたら廃番になってるかもしれない旧チューブ勢。
物持ちが良いじゃなくて、描いてなさを物語ってる気がしますね……?(多分ニュートラルチントは2本目だったはず)

今回はパレットに空きがなかったので紙パレットに出しました。
画像のキャプションにあるように大変蓋が開けにくく、ネジザウルスくんを利用してこじ開けたりしてたら、マリンブルーがね……チューブの真ん中あたりでね……漏れちゃって……まあ固まっても溶かせば使えるのでマスキングテープでとりあえず塞ぎました。

一応開けにくいときはチューブの肩(下図参照)をラジオペンチで抑えて蓋をひねると比較的安全らしいです。ネジザウルスくんがあってもラジオペンチがないんだな……(薄刃ニッパーとかあるのにな?)
買うか……。

チューブで一番丈夫な部分らしい

色見本だけ作るならソッとボディのケツ部分を押して出て来たちょっぴりだけで足ります。

紙を準備する

紙は本番で使う物がオススメです。
なぜならば、本番で使うからですね。
本番で使う紙は勿体なくて色味を見るだけに使えないって方は原材料だけでも揃えて選ぶと良いと思います。

今回は粒状化などの特性を観察したいので荒目のワーグマンを使います(前回買った絵の具の試し塗りしたあとスペースが余ってたとか言うのもあります)。
色の定着具合を見たいときはウォーターフォードあたりがいいんじゃないかな。
まあ、お好みで。
(本番で使う紙じゃないじゃん!!!!って矛盾を抱え始めた)

まずは枠線を引きます。今回は定規の幅(3cmぐらい?)とマスキングテープの幅(1.5mm)でざっくり引きました。
紙が変に余って不格好なので紙の大きさから割り出したりする時もなくはない。が、めんどくさい。残った端っこもなんかよくわからん筆の練習とかに使ったり出来るのでそんなに気にしない。
マスキングテープの幅が変更出来なくはないけど手間がかかる(買うor切る)のでそこらへん注意すれば問題ないと思います。

う~~ん雑な手仕事

枠が出来たら、枠外に絵の具の情報をメモ。
・メーカー名
・色名
・顔料(ピグメント)
・耐光性
・透明性
ぐらいかな……。ステインとかグラニュレーションとかもいるなって思ったら書き込んどく。
まあ、自分が解れば良い。基本必要なのは私だけの代物なので。

順番忘れそうなので上にチューブ並べてる

気がすんだら、マスキングテープを枠に合わせて貼る。
カモ井のmtなら事故少ないやろって事で柄物使ってる。他のメーカーの柄物は試したことないです。カモ井は元からマスキングテープを作ってたから……ぐらいの選出理由。

マスキングテープ必須ではないです。
きっちり直線で塗れるならいらないですし、ランダムなフチの確認やその方が良しとするならマスキングテープ必要ないです。

色を塗る

筆をしっかり湿らせ、ちょんちょんとパレットに出した絵の具を拾って紙面の枠内3分の1から2分の1程度塗ります。
筆の動きは左右を行き来させました。

カラーインクみのある発色だな?

その後、筆に水をちょんちょんと足し塗った絵の具を伸ばしていきます。
このときも筆は左右を行き来してます。

下まで塗った

最後に気になるようだったら洗った筆で綺麗な水を付けて一番下だけ塗ってみます。

乾いてない

あとは、乾くまで放置です。

放置してる間に遊ぶ

上達には道具の特徴を知ることも必要なのでパレットに残った絵の具を混色して遊んだりします。

紙はアルシュ荒目
なんとなくPB28の青みが粒になってとどまってる

左下はシャドーグリーンとマリンブルー。右の紫系はバチダーブルーの量を変えてパーマネントマゼンタと混ぜたものです。上を塗った後、バチダーブルーが分離しそうな気配がしたので量を調節して下を塗りました。下の方に水っぽくした絵の具が表面張力で頑張っているので、紙を傾けて顔料の移動を促して遊んでますね。

ボヤァアアアア
下の方もしかしたらニュートラルチント混ざってたかも?

適当なサイズに切った紙に塗って傾けて様子をみたりもします。
シャドーグリーンは色味を抑えたりするのに便利そうな色なのでオススメです。特に緑の暗い色で黒髪を表現したいタイプはあると助かるとおもいます。

できあがり

乾いたらマスキングテープを剥がしてできあがりです。
できあが……あっ……テープ剥がすの失敗してますね……。
かなしいね……。

あ~あ……ニュートラルチントくん……


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