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ワーキングメモリ空き容量確保の重要性

普段は直近の仕事に優先度を置いていられても、週明けはどうしてもキャパオーバーを朝から実感することが多々あります。
その週の予定、時には来週の予定まで気にしはじめて、頭の中に仕事量を自分で増やしてしまうからです。

ワーキングメモリー:入ってきた情報を頭の中で保持して、どの情報を覚えておけばいいのか、どの情報は削除していいのかを整理する能力

メモリという表現の通り、保管場所があり、それを保持しておけるメモリ数は人によって異なるようですが、必ず限界があります。
書き出すという行為は、メモリオーバーにならないために、一度外に出しておいて保持はせずに、タスクとして管理していくためになります。


私は、おそらく7個くらいのメモリがあり、5まではまだ余裕をもって捌けるのですが、それをオーバーするとアラートが頭の中で鳴り始めます。

【今日のアポ①】【今日のアポ②】
【今日のタスク①】【今日のタスク②】
【明日の予定①】

一番理想の状態が上みたいな状態です。当然ながらその日に次から次に予定が入ってくるので、メモリを開けるためにこなして、開けてまた入れての繰り返し。

できれば、その日の退勤時には、

【明日の予定①】【明日の予定②】
【明日のタスク①】【明日のタスク②】
【明後日の予定①】

にしたいのですが、
これに一つでも入ってくると余裕がなくなります。
次の日の朝に何件か追加があるだけでオーバーするので、必ず空き容量を確保しておかないといけないからです。
そのため多少余裕があろうがなかろうが関係なしに、夕方に仕事入れてこられるとアラート鳴ります。
整理中にメモリを奪われたような感じがするため。別にそんなつもりは誰もないのでしょうが。

なかったことにしたくなることもありますが、
当然そうはいかないので、時に残業、もしくは閉めきれずにメモリの余裕を失ってモヤモヤを残して仕事を終えてしまうことがあります。

ワーキングメモリーについては、字幕を即時あげるリアルタイムの字起こしをする仕事の方の脳の仕組みで聞いたことがあるのですが、
リアルタイムに字を起こせる人は、ワーキングメモリを高速で開けていく、いわば忘れる能力が高いそうです。

次から次に入ってくる情報をアップしなければいけないので、話しているスピードに合わせて、どんどん上げて、どんどん忘れる。タイピングのようなスピードと同じくらい、忘れるスピードが必要となるようです。

そこまでの技術が必要となるわけではないのですが、忘れるスキルは大切だと感じます。
たくさんの仕事をこなせる人は、忘れる能力にも長けているのかもしれません。

終わったことを引きずるほど無駄な容量の使い方はなく。ただ、私はどちらかと言えば引きずる方なので、とにかく書き出して頭からなんとか出したいと足掻いています。

一番ダメなのは、ずるずると後回しにして、ワーキングメモリに残るようなこと。これだけはないように意識したいと思います。優先度を決めてメモリの整理もいるので、このへんが上手い人が羨ましいです。

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