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多様性と共に楽しく生きる


2023/7/31月曜- 8/6日曜は


ストックホルム・プライド・ウィーク🌈

りゅうちぇるさんの訃報に接して、ストックホルム・ #プライド が伝えるメッセージをシェアしたいと思いました。

プライド・パレードは、商業主義、欧米中心主義、プライド・パレードと方向性が違う他の形の性的マイノリティーの運動を排除してしまう、など批判点は多くあります。

でも、今回のストックホルム・プライド・パレードのメッセージは、どんなバックグラウンドであろうと一人ひとりの心に届けたいと思いシェアします。


ストックホルム・プライドがホームページに載せている文章がとても良かったので、意訳しつつできるだけそのままご紹介します。

ストックホルム・プライド25周年 

ストックホルム・プライドは、"Celebrate Diversity " 多様性を祝う をテーマに25周年を迎えます。

このテーマは、アイデンティティ、オリエンテーション、宗教、文化、出自など、社会の多様性をより深く、豊かにしている皆を称えることを目的としています。

皆で一緒に美しい虹を作り、社会をより暖かく、よりカラフルに、そしてより楽しくするのです。

真の多様性の精神に基づき、今年のストックホルム・プライドでも全ての人の参加が歓迎されます!

ストックホルム・プライドが活動してきた25年間、常に追い風が吹いていたわけではありません。ストックホルム・プライドが存続し、より強くなってきたのは、あらゆる形の愛や様々な愛の表現を祝福し、誰もが尊厳と尊敬をもって扱われるべきだという原則を絶対的にに支持してきたからです。そして、このイベントを支え、前進させてきた参加者、ボランティアそしてイベントを喜びとともに迎える観客みんなが、ストックホルム・プライドの歴史を今日も力強く刻んでいるのです。

この祭典は、多様性、インクルージョン、平等という価値のために、諦めることなく力強く立ち上がってきた人々のためのものでもあります。

以下、ストックホルム・プライド主催者からのメッセージです。

「今年のプライド・フェスティバルは、過去25年間を振り返るアニバーサリーであり、そして未来に向けたものでもあります。

ストックホルム・プライドの創始者たちが25年前に行ったことは、今日、私たちがその恩恵を享受していることなのです。そして、私たちが今していることは、未来の世代がその恩恵を享受することになる。

私たちは明日のプライドを築くだけでなく、明日の社会をも築いていくのです。

誰もが歓迎され、尊敬され、愛される社会。 

誰もが住みたいと思う社会。

そう、だから、私たちは、みなさんが私たちと一緒に多様性とストックホルム・プライドの記念日を祝ってくださることを願っています。

プライド・ムーブメントと多様性とインクルージョンの重要性について、あなた自身と他の人々をアップデートすることによってお祝いしましょう。

私たち一人一人が、

アイデンティティ、性的志向、宗教、文化、出身地、表現における多様性を尊重する、ということを示す、そのことがこの25周年のお祝いになるのです。 

共にこの社会で生きる仲間たちがシェアする物語や経験に耳を傾けて、お祝いしませんか?

オープンな対話のための安全な環境を互いに助け合いながら作りつづけることでお祝いしましょう。

プライド・イベントや活動に参加してお祝いしましょう。

誰もが平等な価値を持ち、自分らしくあり、望む人を愛する権利があることを支持し、それを祝うのです。毎日、毎時間、多様性を祝いましょう。

共に思い出を作り、歓迎の雰囲気を作り、支え合い、祝福し合い、すべての人に愛を広げましょう。

そうすることで、今日だけでなく、この先25年間、そう、少なくとも25年。

私たちは共に強く、誇り高く生きることができるのです。」

*ストックホルム・プライドは、北欧地域最大のプライド・フェスティバルです。

1998年以来、LGBTQ+の問題を可視化し、同性愛者、バイセクシュアル、トランス、クィア、そしてLGBTQ+運動を通して、ジェンダーを自由に表現できるスペースを作るために活動しています。


みんなを温かく迎える社会にするには、この社会に一緒に住んでいる皆がお互いに #敬意  を持って相手の経験や痛みに耳を傾け、支え合い、相手の多様な在り方に寄り添うような、そんな努力をし続けなければいけません。それぞれの人がここが安心して自分らしくいられる場所、そう、ホームだと感じられるようになるまで。



自分は身体的性と性的オリエンテーションが一致しているシスジェンダーで、異性のパートナーがいます。(19歳くらいまでは性的オリエンテーションがだいぶ曖昧で、女子に期待される性役割や振る舞い、女子の集団に属することへの違和感が強かったです。)

スウェーデンでは、性に関しては私は多数派に属します。

でも、

人種や文化、宗教に関してはマイノリティーであり、時にはやはりスウェーデン社会に入れないと感じる場面も経験します。

だからこそ、語学カフェのボランティアを通して、ここに来たら友達や信頼できる人とお喋りができて毎週楽しみにできるような場を、ホームを、自分と他の人のた
めに作り続けていきたいと思っています。

 

参考

https://www.stockholmpride.org/


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