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あすなろの手紙~俳句を添えて~

これは、鶫さん、Alohaさんと紡ぐ公開の手紙です。多くの人に楽しでいただける内容だと思っていますので、是非ご一読ください。
https://note.com/sabaryo/m/mb604f9c7d46a

橘鶫さん、Alohaさん

2024年は、不幸な大災害と事故から始まった年になりました。災害は忘れたころにやってくる、とは、物理学者・寺田寅彦の言葉ですが、近年は毎年のように災害が起こり、忘れたくても忘れられないものとなってきました。それでも人は希望を持ち、生きていかねばなりません。僕にとっては、このnoteでの、俳句を用いた交流が一つの支えになっています。
鶫さん、Alohaさんだけはなく、読んでくださる方々にとって楽しい手紙になればと思っておりますので、本年もよろしくお願いいたします。

それではいつもの通り、まずAlohaさんの質問からお答えさせていただきます。
「自分で解き明かしてみたい世界のミステリー」。とても面白い質問でした。悩みますね。生きているうちに知りたいという意味では、「邪馬台国はどこにあったのか」が最初に浮かびます。北九州なのか、近畿なのか、(はたまた出雲)なのか。それとも、遷移したのか。
この手のミステリーの楽しみ方は、読書だけでは十分に楽しめませんね。いつか資料をそろえて、自分なりの仮説をもって、各地を歩いてみたいというのが、僕の一つの夢でもあります。地域の人とも話し、時には議論し土地に触れる旅をしたいのです。そんな夢があるので、それまでは、解明されないまま論争をしていたいという気持ちもあります(笑)

ツヅラフジ埴輪は口を開けたまま


続いて、鶫さんからの質問は「おすすめのご当地銘菓」。
おすすめは「若草」です。若草は緑色が印象的な和菓子です。細かく挽いたもち米を釜で練り上げた後、上からそぼろ状の寒梅粉をまぶしたものです。
この和菓子は、松江藩七代藩主・松平出羽守治郷の好みに合わせて作られた和菓子です。治郷は、茶の湯を好み、そのなかで生み出されたものと言われています。
僕は、若草の内側の求肥のもちもちとした弾力と外側にまぶされた寒梅粉のサクサクとした食感が大好きです。実家でもよく置いてあり、お茶を飲むときはよく家族で食べています。
もうお二人ともご存じかもしれませんが、ぜひ機会があれば食べていただきたいです。

最後に、僕から質問させていただきます。

お2人の今までの人生で一番熱中した漫画はなんでしたか?
小説などとは違う魅力のある漫画。これまでも何度か話が出たと思いますが、今回は真正面からお聞きしたいです。

雪があまり降らない冬に、安心しながらも物足りない鮎太より



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